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「信じられないほどの一貫性だ」決勝で予選以上の結果を残し続けるアロンソを母国スペイン紙が称賛! 角田裕毅のここまでの成績は!?

THE DIGEST編集部

2023.09.01

今シーズン、奮闘を見せる角田とアロンソ。予選以上に決勝で印象的な走りを見せている。(C) Getty Images

 F1第14戦のオランダ・グランプリでは、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが5番グリッドからスタートして安定したドライビングを見せながら、チャンスを活かし、2位でチェッカーフラッグを受けている。

 7月29日に42歳となった2度のワールドチャンピオンは、今季7度目の表彰台。2021年にF1復帰を果たすと、アルピーヌでは2シーズンで表彰台に上がったのは1回(2021年カタールGPで3位)だけだったが、今季、イギリス国籍のチームに新天地を求めると、車の性能の高さを十分に活かし、開幕3戦で3位入賞を果たすなど、独走するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を除けば、最も成功を収めたドライバーである。

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 スペインのスポーツ紙『MARCA』は、3位を4回、2位を3回と決勝で好成績を挙げただけでなく、予選ではフェルスタッペンをも上回る全13戦で唯一Q3進出を果たしている、チャンピオンシップランキング3位につける自国ドライバーを称賛しながら、「彼の最大の長所」は別のところにあると指摘する。

「毎回、彼は日曜日に『AMR23』のスタートポジションを、より速いライバルたち相手に守ることができる。2023年、フェルナンドはスタート時の順位を守り抜くことに成功した。唯一、ハンガリーのレースだけは状況が異なり、彼は8番グリッドからスタートし、9位でゴールした。これは、彼の今季の成績の中では最も悪いものだった(※マイアミGPも予選2番手から決勝は1つポジションを落としたが、表彰台は守り切っている)」

 同メディアが「信じられないほどの一貫性を示している」と評したアロンソの、今季の予選と決勝の順位は以下の通りである。

バーレーンGP:予選5番手→決勝3位
サウジアラビアGP:予選3番手※→決勝3位
オーストラリアGP:予選4番手→決勝3位
アゼルバイジャンGP:予選6番手→決勝4位
マイアミGP:予選2番手→決勝3位
モナコGP:予選2番手→決勝2位
スペインGP:予選9番手※→決勝7位
カナダGP:予選3番手※→決勝2位
オーストリアGP:予選7番手→決勝5位
イギリスGP:予選9番手→決勝7位
ハンガリーGP:予選8番手→決勝9位
ベルギーGP:予選9番手→決勝5位
オランダGP:予選5番手→決勝2位
※他ドライバーの降格によって1グリッド繰り上げ
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