ラグビー

「金輪際やめてほしい!」日本代表FW具智元を負傷交代させた”危険タックル”に反響止まず! 「プレーが野蛮」「アメフト部かよ」【ラグビーW杯】

THE DIGEST編集部

2023.09.11

W杯初戦に出場した具は危険なタックルを受けて負傷交代した。(C)Getty Images

 危険極まりないプレーへの反響が収まらない。

 現地9月10日、ラグビーワールドカップ(W杯)1次リーグD組の初戦、日本代表(世界ランキング14位)は初出場のチリ代表(同22位)と激突した。日本は6トライを奪ってチリを圧倒。42-12で快勝し、ボーナスポイントを加えた勝点5を獲得する好スタートを決めた。

 相手の激しいアタックで押し込まれるシーンも散見されたが、終わってみれば地力の差を見せつけた。前半を21-7で折り返すと、後半13分に精神的支柱であるリーチ・マイケルがチーム4本目のトライを奪ってリードを広げると、31分には中村亮土、39分にはワーナー・ディアンズがそれぞれトライを決め、ダメ押しに成功した。

 快勝を収めた日本代表だったが、チリが犯した「あるプレー」が小さくない物議を醸している。前半24分、FW具智元が相手のタックルを受けてピッチに倒れ込んだ。具がボールを左にパスしたとき、背後からアフター気味に足元めがけて猛突進されたのだ。具は右ひざ付近を痛め、苦悶の表情。しばらく立ち上がれないほど、激しいチャージを受けた。
 
 このプレーに対し、審判は相手選手にイエローカードを提示。悪質で危険なプレーだと判断し、10分間の一時退場(シンビン)を下した。その後、具はプレーを続けたが、後半にはベンチに退いた。もともとテーピングが巻かれていた左ひざに加え、この試合で右ひざにも痛々しく治療が施された。

 SNS上には試合中から、このプレーに対して「悪質すぎる…」「あのタックルはイエローカードにしては甘すぎる」「アメフト部の危険タックルかよ」など非難の声が上がっていた。そして一夜明けても、この危険タックルを問題視する声が後を絶たない。「グーくんへのタックルは今でも納得できん!」「悪質タックルは金輪際、絶対にやめてほしい」「あのタックルは一発レッドカードだぁ(怒)」「チリはプレースタイルが野蛮だね」など、ラグビーファンを中心に怒りの声がいまだ止まない。

 具は2019年の日本大会、スコットランド戦でも右脇腹を負傷してベンチに退いている。引き揚げる際、悲しさに満ち溢れた表情で涙を流したシーンは、多くのラグビーファンの心を揺さぶった。負傷した怪我の具合はまだ明らかになっていないが、軽傷であることを祈るばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】背後から"危険タックル"を受けた決定的瞬間!

【動画】危険タックルを受け、具智元が右膝を痛める(2分15秒~)

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