２度目の世界制覇を狙うイングランド代表が超本気モードだ。

　フランスで開催されているラグビーワールドカップ2023。日本代表はプールＤに組み込まれ、イングランド、アルゼンチン、サモア、チリと１次ラウンドを戦う。現地９月10日の初戦ではチリを42対12で下し、幸先の良いスタートを切っている。

　日本の次なる相手は、強豪イングランドだ。こちらは第１戦で同じく優勝候補のアルゼンチンと対峙し、見事27対10で勝利をモノにした。いつになく大会前の下馬評が低いラグビーの母国代表ながら、大会に入って良コンディションであることを窺わせている。

　そんななか、英紙『EXPRESS』が意外な事実を紹介した。チームの全員がフランスに滞在している間、禁酒に取り組んでいるというのだ。
  　同紙はプロップのエリス・ゲンゲのコメントを掲載。「アルゼンチン戦で快勝を収めた後も、イングランド代表メンバーは一口もビールを飲まなかった。スター選手であるジョージ・フォード（スタンドオフ）の呼びかけで決まったのだ」と伝え、「ゲンゲは大会中に選手たちは飲みに出かけたりせず、ティータイムで過ごすことに合意したと明かした。28歳はコーラのボトルを掲げて『今後数週間、僕たちはビールを飲まない。２度目のワールドカップ優勝を果たすぞ！』と意気込んだ」と続けている。

　ラグビーでは試合後のロッカールームで選手たちがビールを飲む光景なども珍しくないが、今回のイングランド代表は厳しい規律を貫いて、優勝へ向かってまっすぐに突進する覚悟のようだ。

　運命の日本vsイングランド戦は、日本時間９月18日の午前４時キックオフだ。

構成●THE DIGEST編集部

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