バレーボール

「初戦が凄く大切!」古賀紗理那がパリ五輪予選へ意気込み! 16日ペルー戦の“勝利のカギ”は「ブロックディフェンス」【女子バレー】

永野祐吏(THE DIGEST編集部)

2023.09.16

15日に公式練習を行なった日本代表。キャプテンの古賀は、充実した表情で取材に応えた。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 9月16~24日に国立代々木競技場 第一体育館で『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』の女子大会が行なわれる。開幕を翌日に控えた15日、公式練習を終えた古賀紗理那(NECレッドロケッツ)は、「会場の広さ、高さとかに今日は感覚を合わせるって面でもしっかり練習出来て良かった」と仕上がりの良さを口にした。

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 総当たり戦で上位2カ国がオリンピック出場切符を手に入れる今大会。チームの状態に関しては、「東京の合宿に入ってから、結構詰めた練習が出来ている。高いブロックに対してのセッターの組み立てとか、こうやって決めていくっていうパターンも確立されてきました。まだ課題はあるんですけど、大会に入るので課題は切り捨てて、自分たちのプラスの部分を足していきたい」と充実ぶりをアピール。
 
 22日ベルギー(世界ランキング13位)、23日トルコ(同1位)、24日ブラジル(同4位)と激突する。日本を率いるキャプテンは、「後半に強豪国と当たりますけど、初戦が凄く大切。明日しっかり声を出して、足を動かして、会場の雰囲気とかに慣れて、中盤、後半でさらに力を発揮できるようにしたいです」と16日のペルー戦に向け気を引き締めた。

 そんな初戦のライバルについては、「オポジットの選手が左利きで、海外独特の高い打点から打ってくる」と分析結果を踏まえたうえで、「まずはブロックディフェンス。サーブで攻めて、ブロックディフェンスで、こっちが高さ負けというか、相手をハイセット状況にするシチュエーションをたくさん増やしたい」と意気込んだ。

取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)

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