現地９月14日、ラグビーワールドカップ2023のプールＡで地元フランス代表とウルグアイ代表が対戦。前半を13対５で折り返したレブルーは後半にふたつのトライを決めるなど難敵を突き放し、27対12で勝利した。フランスはこれで開幕のニュージーランド戦に続く２連勝。この日が大会初戦だったウルグアイは黒星スタートとなった。

　試合中、大会公式Ｘ（旧ツイッター）が着目したのがウルグアイ代表の10番、フェリペ・エチェベリが披露した華麗な“タッチ”だ。後半３分、フランスが大きなタッチキックを放つと、ライン外で待ち受けたエチェベリが急激に落下してきたボールを左足でトラップして、足下にぴたりと収める。大会公式が「コントロール抜群」と持ち上げると、プロサッカー選手も顔負けの技巧に、コメント欄には続々と賛辞が寄せられた。

「うっま！」
「この試合のベストプレーだったな」
「オッケー、ロナウジーニョだ」
「マラドーナかよ」
「サッカーのレジェンド級」
「ユニホームからしてブラジル人かと思った」
「バターのように滑らかな魔法のタッチ」
「ルイス・スアレスも誇りに感じているだろう」
  　ちなみに前半にもウルグアイの選手は絶妙な足技を決めている。味方から放たれたキックパスに呼応した11番、ニコラス・フレイタスが両膝を巧みに使って前方へボールを転がす。見事なトラップからこれを拾い上げ、トライに繋げたのだ。サッカーが国技のウルグアイだけに、やはりラグビー選手も足技に長けているのだろうか。

　プールＡはフランス、ニュージーランド、ウルグアイ、ナミビア、イタリアが同居。フランスは次戦でナミビアと、ウルグアイは初勝利をかけてイタリアと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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