日本人王者が貫録の美酒を味わった。
現地9月18日、ボクシングのWBC・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチが東京・有明アリーナで行なわれ、2団体統一王者の寺地拳四朗(BMB)がWBC同級1位のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)と対戦。9ラウンド2分20秒TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した。
試合は序盤から両者とも激しいせめぎ合いを披露した。寺地が顔、ボディに的確にヒットさせると、ブドラーも負け時と応酬。日本人王者は冷静に相手の動きを見極めながら、効果的にパンチを繰り出し、試合を進めていった。
6回を迎えると、寺地が執拗にボディブローで攻めていき、ブドラーのスタミナを奪っていく。相手の動きがだんだん鈍くなると、さらに手数を増やしていき主導権を握る。そして、南アフリカ人ファイターの顔はみるみるうちに腫れていった。
9ラウンド2分20秒、ここまで寺地の攻撃に耐えていたブドラーだったが、ついに寺地のラッシュに崩れ、レフェリーは試合を止めた。激しい攻防となったタイトルマッチは2団体統一王者が圧倒的な運動量と多彩なパンチで勝ち名乗りを上げた。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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試合は序盤から両者とも激しいせめぎ合いを披露した。寺地が顔、ボディに的確にヒットさせると、ブドラーも負け時と応酬。日本人王者は冷静に相手の動きを見極めながら、効果的にパンチを繰り出し、試合を進めていった。
6回を迎えると、寺地が執拗にボディブローで攻めていき、ブドラーのスタミナを奪っていく。相手の動きがだんだん鈍くなると、さらに手数を増やしていき主導権を握る。そして、南アフリカ人ファイターの顔はみるみるうちに腫れていった。
9ラウンド2分20秒、ここまで寺地の攻撃に耐えていたブドラーだったが、ついに寺地のラッシュに崩れ、レフェリーは試合を止めた。激しい攻防となったタイトルマッチは2団体統一王者が圧倒的な運動量と多彩なパンチで勝ち名乗りを上げた。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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