バレーボール

絶好調の日本とは対照的に…東京五輪4位・韓国代表が悪夢の開幕3連敗! 母国メディアから「もはやパリは絶望的」「凋落が止まらない」と悲嘆の声【女子バレー】

THE DIGEST編集部

2023.09.20

近年は五輪本大会で上位進出を続けてきた韓国女子代表。急激な世代交代を迫られ、低迷を余儀なくされている。(C)Getty Images

 2021年の東京五輪・女子バレーボールでベスト4進出と躍進した韓国女子代表チームがピンチに直面している。
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 現在世界3か国で開催されているパリ五輪・女子バレーボール予選。韓国はポーランド・ラウンドを戦う8チームに組み込まれ、ここまで3試合を消化したが、イタリア(0-3)、ポーランド(1-3)、ドイツ(2-3)といった強豪国を相手に3連敗を喫した。ここまでわずか1ポイントを獲得するにとどまっている。

 今予選では各プールの上位2チームに入ればパリ五輪本大会の出場権が得られる。韓国は残る4試合に全勝しても2位以内に食い込むのは難しくなった。本大会の出場枠は12で、今予選で6チームが選抜され、ホストカントリーのフランスを合わせた7枠が確定する。最後の5枠は来年6月14日時点での「世界ランキング」で決まる流れだ。韓国は9月19日時点の順位が36位で、こちらのルートで出場権を狙うのは現実的ではない。

 痛恨の3連敗を受けて韓国メディアの見解はシビアだ。全国紙『スポーツ朝鮮』は「もはやパリ五輪出場は絶望的だ。韓国はドイツ戦でセットカウント0-2からよく追いついたが、最終的には地力の差が出た」と指摘。ニュースメディア『News1』は「パリは遠のいた。世代交代に失敗した韓国女子代表チームが厳しい現実を突きつけられている。凋落が止まらない」と報じた。

 東京五輪で快進撃を遂げたが、大会後に絶対的エースであったキム・ヨンギョン、キム・スジ、ヤン・ヒョジンなど歴戦の勇士が軒並み代表引退を表明した。チームは立て直しを図れず、成績は一気に急降下。国内でのバレーボール人気がすこぶる高い韓国だが、悪しき流れを断ち切る打開策は見いだせないでいる。昨年の世界選手権が20位で、今年のネイションズリーグも12戦全敗で最下位の16位に終わっていた。
 
 一方で、日本女子代表は地元開催のプールBで絶好調を維持している。ペルー、アルゼンチン、プエルトリコをすべて3-0で撃破して3連勝。同じく3連勝中の世界ランキング1位のトルコ、同4位のブラジルとのラスト2ゲームがきわめて重要となる。

 なお日本の世界ランキングは現在8位。もし今予選で出場権を獲得できなくても「出場決定国を除く最終ランキングで上位5位以内」は十分に狙える位置だ。

構成●THE DIGEST編集部

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