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バレーボール

「私たちは感情的になってしまった…」ブラジルの大黒柱ガビが日本戦の3日前に急逝した代表OGを追悼「五輪出場権をバレウスカに捧げる」【女子バレー】

THE DIGEST編集部

2023.09.25

日本戦で両チーム最多の23得点をマークしたブラジルのガビ(10番)写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

日本戦で両チーム最多の23得点をマークしたブラジルのガビ(10番)写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 東京・代々木第一体育館で熱戦が繰り広げられた『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』の女子大会。B組で残り1枚となっていたパリ五輪出場権は、セットカウント3-2(25-21、22-25、27-25、15-25、15-10)で日本代表を退けたブラジル代表が手中に収めた。

【動画】日本対ブラジル戦のハイライトをチェック!

 大一番となった日本戦で躍動したのが、ブラジルの大黒柱ガビだ。セレソン(ブラジル代表の愛称)の10番で絶対的エース、そして主将を務めるガビは、両チーム最多の23得点をマーク。苦境に立たされたチームを見事勝利へと導いた。

 ブラジルのメディア『UOL』によると、ガビは手に入れたパリ五輪出場権を、現地9月21日に43歳で急逝した元代表選手、バレウスカ・オリベイラに捧げると語った。

 バレウスカは1979年10月1日生まれ。99年に代表入りし、2000年のシドニー五輪で銅メダル、08年の北京五輪では金メダル獲得に貢献したミドルブロッカーだ。イタリアやスペインなどのクラブにも所属し、11年から22年に引退するまでは母国のチームでプレー。今回、代表チームが日本に出発する前、バレウスカは合宿先を訪れて代表選手たちを激励したという。
 
 代表OGの突然の訃報は代表チームにも伝わった。悲しい報せを聞いたガビは21日、「世代を超え、多くの人々に影響を与え、プロのアスリートとしても、ひとりの人間としても模範的な存在でした。いまだに信じがたいですが、あなたの進む道が光と平和で溢れていることを願います」と自身のSNSに綴った。

 22日のトルコ戦でブラジルは0ー3のストレート負け。それでも翌24日の日本戦では、フルセットの末に勝利を掴んでパリ五輪出場権を獲得した。数々のスパイクを決めてセレソンを牽引したガビは、試合後にこう語っている。

「これこそ、私たちが試合終了時に感情的になってしまった理由です。本当に難しい時間でした。私たちはバレウスカのために戦い、出場権を手にすることに全力を尽くしました。これは、これまで彼女が代表で示してきたすべてに対するトリビュートです」

構成●THE DIGEST編集部

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