バレーボール

「もはや絶望しかない…」韓国女子バレー代表が7戦全敗→プール最下位で終戦に母国メディアは愕然!「世界40位にまで落ち込んだ」

THE DIGEST編集部

2023.09.25

急激な世代交代に苦しむ韓国女子バレー代表。パリ五輪行きの可能性は事実上消滅した。(C)Getty Images

 最終的に今予選で、アジアからパリ行きを決めた国はひとつも出なかった。

 9月24日、世界3か国で開催されてきた『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』は最終日を迎えた。プールBの日本女子代表は最終戦でブラジルにフルセットの末に惜しくも敗れ、5勝2敗で3位フィニッシュ。トルコとブラジルが本大会行きを決め、日本の6大会連続となる五輪出場はお預けとなった。

 本大会の出場枠は12。五輪開催国のフランスと今予選を勝ち抜いた6か国に加え、来年のネイションズリーグ1次予選の結果を受け、6月17日に更新される世界ランキングの上位5か国(出場決定国を除く)に出場権が与えられる。日本は最新ランキング9位で、まだまだ十分に可能性があると言えるだろう。

 そんななか、今予選で惨敗を喫したのが韓国女子代表チームだ。プールAに組み込まれて7戦全敗。ドイツとコロンビアを相手に2セットを奪ったため2ポイントが付与されたが、それでもプール最下位のポジションは避けられなかった。
 
 あまりの凋落ぶりに韓国メディアが軒並み愕然とするなか、『MHKスポーツ』は「不甲斐ない7連敗を喫し、韓国女子バレーが五輪出場に相応しい実力を備えていないことを再認識させられた」と断じ、「まだ世界ランキングによる争いが残されているが、もはや絶望的である。最新の順位で韓国は現在40位にまで落ち込んでいるのだから」と記している。

 2021年の東京五輪で4位に食い込んだものの、大会後に長くチームを引っ張ってきたキム・ヨンギョン、キム・スジ、ヤン・ヒョジンら歴戦の勇士が軒並み代表引退を表明。急激な世代交代を強いられるなかで負のスパイラルにはまり、国際舞台で白星を挙げられない状況が続いている。

 韓国女子代表チームはポーランドを出発し、このままカタール経由でアジア大会が開催されている中国・杭州に直接乗り込むという。同メディアは「せめてアジア大会で上位進出を遂げて名誉を挽回してもらいたい」と期待を込めた。アジア大会で韓国女子はベトナム、ネパールと予選リーグを戦う予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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