中国・杭州で開催されている第19回アジア大会。テコンドー競技で起こったハプニングが物議を醸していると、香港全国紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』が報じている。
【動画】テコンドー混合団体決勝、韓国選手が「３度挑発した」とされる映像をチェック！

　同メディアによると、問題のシーンは現地９月25日、テコンドー混合団体決勝の舞台で生じた。かなり緊迫した展開のなかで、韓国の選手が３回に渡って中国選手たちを挑発。中国版Ｘである「ウェイボー」上には、中国ファンから怒りのコメントが殺到している状況だという。「動画は一気に拡散し、近づく中国選手を韓国選手が軽く突き飛ばしたようにも見える。審判が割って入ったが、試合は荒れ模様になった」と記している。
  　さらにウェイボー上の声も紹介。「どうして韓国の選手たちはこんなに攻撃的なんだ？」「韓国の選手は競争するためにいるのか、それとも恥をかいて目立ちたいがためにいるのか？」といった意見のほか、「彼らはラケットを叩きつけ、握手を拒み、人に食ってかかり、相手を平手打ちするんだ」とも。今大会の男子テニスと女子柔道で韓国選手が批判を浴びた振る舞いを引き合いに出した。

　試合は中国が制して見事に優勝。挑発の原因は明らかにされていないが、なんとも後味の悪さが残るファイナルとなった。なおテコンドーはすでに全日程が終了している。全13種目のうち韓国と中国が金メダル５個ずつを獲得し、最多タイで並ぶ結果で幕を閉じた。

構成●THE DIGEST編集部

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