新日本プロレスは『Road to DESTRUCTION』シリーズ後半戦となる9.30東京・後楽園ホール大会を開催した。
【動画】欠場中のタイチが乱入でファン騒然！実際の会場の様子をチェック

　セミファイナルでは連日繰り広げられているJ4GとH.O.Tによる６人タッグマッチが組まれ、J4GのSANADA＆DOUKI＆TAKAみちのくと、H.O.TのEVIL＆SHO、そしてJ4Gから寝返った金丸義信が対戦。

　J4Gは金丸の裏切りにより傷心のタイチがシリーズを欠場中。H.O.Tに比べて人員が劣っている。これをいいことにH.O.Tは連日悪行三昧の試合を展開しJ4Gを圧倒していた。この日も試合前に「何がJust 4 Guysだ！ お前ら３人じゃねぇか」とSHOが挑発すると、セコンドのディック東郷、高橋裕二郎もフル回転し、介入しまくる。

　しかし、東郷がDOUKIにスポイラーズチョーカーで締めあげ、裕二郎がケインで叩きつけ、SHOがトドメのショックアローを仕掛けようとしたその時、エプロンにJust 5 Guysのジャージを着たタイチが登場。これに動揺したSHOをDOUKIが丸め込んでカウント３。
  　試合後、SHOがタイチに突進するもタイチはアックスボンバーで迎撃。さらにバズソーキックを放つと、金丸がSHOを場外に下げる。退場通路にいるH.O.Tに向かってマイクを掴んだタイチは「オイ、オマエら！ こんなに深い悲しみと苦しみを与えてくれて感謝してるよ」と言い放つと「オレはもう、どんなことがあっても引かない。たった今からここに戻る！ 明日からカード変更だ。やってやるぞここで！ オイ、俺がよ、ただ黙って休んでいたと思うなよ、このヤロー！ オマエら覚悟しとけ」と意味深な言葉を使いながら、報復を宣言。10.1後楽園大会からタイチのカードが組まれることとなった。

　タイチの復活と匂わせた欠場中の動きは10.9東京・両国国技館大会で行われるIWGP世界ヘビー級選手権試合、ランバージャックデスマッチ、チャンピオンSANADAにEVILが挑戦する一戦に大きな影響を与えるのは間違いない。

◆新日本プロレス◆
『Road to DESTRUCTION』
2023年９月30日
東京・後楽園ホール
観衆　1476人（札止め）
▼６人タッグマッチ（30分１本勝負）
SANADA＆○DOUKI＆TAKAみちのく（10分01秒　ジャックナイフ式エビ固め）EVIL＆SHO●＆金丸義信

文⚫︎どら増田

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