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“確信万歳”で金メダルと兵役免除を逃がした韓国選手への批判が止まず! 本人は「心から後悔している」とSNSであらためて猛省&謝罪!【アジア大会】

2023.10.06

ガッツポーズするチョン・チョルウォン(右)。諦めずに猛追した台湾選手に数センチの差で敗れ去った。(C)AP/AFLO

ガッツポーズするチョン・チョルウォン(右)。諦めずに猛追した台湾選手に数センチの差で敗れ去った。(C)AP/AFLO

 反省の弁を述べても収まらず、ついにはSNSで謝罪文を掲載するに至った。

 中国・杭州で開催中の第19回アジア大会。滅多にお目にかかれないハプニングが起きたのは現地10月2日、男子ローラースケートの3000mリレー決勝だった。
【PHOTO】落胆した様子で表彰台に立つチョン・チョルウォンとチームメイトたち

 韓国のアンカーを務めたチョン・チョルウォンが先頭でフィニッシュ。勝利を確信したのか、両手を突き上げる“万歳ポーズ”を披露しながらの派手なゴールインだった。だが、歓喜を爆発させる韓国チームに残酷な現実が押し寄せる。なんと電光掲示板に示された順位は2位。チョン・チョルウォンが油断している間に、猛然とゴールに飛び込んだ台湾の黄玉霖が必死に左足を伸ばし、見事逆転していたのだ。その差、わずか0.01秒。韓国は悔やんでも悔やみきれない金メダル逸となった。

 金メダルを獲得していれば、兵役免除(特例の恩恵)を受けられたが、それさえもフイにした。まさにダブルパンチのチョン・チョルウォンは表彰式のあと、「大きすぎるミスを犯してしまいました。同僚に申し訳ないし、応援してくれた多くの方々にも申し訳ない気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。

 しかし、メディアやファンからの批判は後を絶たず、27歳のスケーターは5日になって公式インスタグラムを更新し、真っ黒な画像とともに謝罪文を発表した。「アジア競技大会の団体戦決勝において、選手としてやってはならない軽率な行動を取ってしまいました」と書き出し、「共に競技に取り組んだ選手と多くのファンに心から謝罪いたします。申し訳ありませんでした」と詫びた。

 さらに、「国を代表するひとりの選手として、最後まで最善を尽くさなかった自分自身の行動を心から後悔し、反省しています」と続け、「つねに最後まで最善を尽くす選手になれるように努力します」と結んだ。

 韓国男子アスリートの兵役免除に関して言えば、五輪でメダルを獲るか、アジア大会で金メダルを掴むかの二択だ。五輪でローラースケートは正式種目に選ばれておらず、アジア大会も次回の2026年愛知・名古屋大会から除外された。韓国メディアはどこも「チョン・チョルウォンは大事なラストチャンスを逃がした。痛恨の0.01秒だ」と報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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