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「どん底に落ちた」アジア大会でメダルなしの韓国男女バレーが抱える“本当の問題”を母国メディアが指摘!「盛り上がる日本とは大違いだ…」

THE DIGEST編集部

2023.10.06

アジア大会の韓国女子代表は第2ラウンドで敗退。17年ぶりのノーメダルに終わった。(C)Getty Images

アジア大会の韓国女子代表は第2ラウンドで敗退。17年ぶりのノーメダルに終わった。(C)Getty Images

 杭州アジア大会でメダルなしに終わった韓国の男女バレーボール代表。全国紙『スポーツソウル日本語版』は「盛り上がる日本と大違い…どん底に落ちた韓国の男女バレーボール、希望なき“本当の問題”」と題した特集記事を掲載した。

 今回のアジア大会で、韓国男子はラウンド12でパキスタンに敗れ、女子は第2ラウンド(ベスト8)で涙を呑むなど、どちらも早々敗退を余儀なくされた。同紙は「あるいは予想通りだったかもしれない。男女バレーボール韓国代表は、メダル圏に近づくことさえできない屈辱を味わった。金メダルどころか、銅メダルを狙う順位にも至らない。韓国バレーがどん底まで落ちたという現実を全身で体感した大会だった」と断じている。

 続けて、「アジア大会での惨敗は決して偶然ではない。十分に予想できた結果だ」と記し、AVCチャレンジカップやネイションズリーグなどここ最近の男女チームの不調ぶりを紹介。「問題は、ここから浮上する余地が見えないという事実だ」と記し、次のように論じている。

「男子は今年、チャレンジカップを通じて世代交代を試みた。アジア大会には27歳のハン・ソンスを招集したが、チャレンジカップやアジア選手権大会では20代前半や半ばの若手を通じて突破口を探すという絵を描いた。しかし、現実は凄惨な結果だった。

 女子バレーは2年前の東京五輪ベスト4以降に発生したキム・ヨンギョン、ヤン・ヒョジンの空白を埋めることができずにいる。この2年間、セサル・エルナンデス・ゴンザレス監督体制で国際大会に挑戦状を叩きつけたが、結果はもとより内容も改善されていない。2年もの長い歳月を無駄にしたという批判は避けられないようだ」
 
 さらに、「韓国Vリーグは世界でも年俸が高いリーグとして知られているが、選手の技量が世界レベルから大きく落ちていることをアジア大会が冷静に証明してくれた」と評し、「墜落する韓国バレーに翼はない。下落を防ぐ方法も能力も計画も目に見えない」と嘆いた。

 そして、最後は「韓国バレーボール協会は、韓国バレーがどん底に落ちるまで事実上、手をこまねいていたという批判を受けている。キム・ヨンギョンというスーパースターひとりを通じて“無料”で黄金期を味わったが、代価を支払わずに贅沢を享受できない状況に置かれた」と糾弾している。

構成●THE DIGEST編集部

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記事参照元●スポーツソウル日本語版
盛り上がる日本と大違い…“どん底”に落ちた韓国の男女バレーボール、希望なき「本当の問題」【アジア大会】

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