バレーボール

日本、崖っぷちからの4連勝でパリ五輪出場決定! スロベニアをストレート撃破、最終米国戦残して決めた!【男子バレー】

THE DIGEST編集部

2023.10.07

攻守に躍動した高橋。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 2024年パリ五輪出場を懸けた『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』男子大会の第6戦が10月7日、国立代々木競技場 第一体育館で行なわれ、B組の日本代表はスロベニア代表に3ー0で勝利。今大会2位以内で決まるパリ五輪出場が確定した。

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 龍神NIPPONは、第1セット序盤、いきなり1-6と引き離されるが中盤以降、守備からリズムを掴み徐々に点差を詰めていくと、エース石川祐希の連続ポイントで逆転。一度は追いつかれるも、再び石川のジャンプサーブでスロベニアの守備を崩し、一気に突き放した。このセットを25-21でモノにした。
 
 第2セットもスロベニアが先行し、日本が徐々に点差を詰めていく展開。西田有志のエースで12-12に追いつき、一進一退となると、さらに終盤にかけて日本は西田が強烈なアタックを次々と決めリードを奪う。終盤には高橋藍のブロックポイントや石川のアタックで突き放し、最後は西田の強烈なバックアタックが決まり、このセットも25-22で取りきった。

 そして、このセットを取れば五輪出場が決まる第3セット。序盤から点の取り合いでやはり接戦となるが、要所で高橋、西田、石川らエース陣が存在感を発揮。終盤から突き放しにかかった日本がこのセットも25-18で取りきり、日本がセットカウント3-0で勝利を収めた。

 この結果、5勝1敗とした日本は、仮に最終戦のアメリカ戦でストレート負けを喫しても、スロベニアをセット率で上回るため、B組2位以上が決まり、来年のパリ五輪出場権を手にした。第2戦のエジプト戦で敗れ、崖っぷちに追い込まれてからの4連勝で、見事に4大会ぶりの自力での五輪出場を決めた。
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