『FIVBパリ五輪予選／ワールドカップバレー2023』の男子大会の最終戦が10月８日に行なわれた。前日に五輪出場切符を手にした日本代表は、多くの選手に経験を積ませるため控えメンバーで米国に挑むも、セットカウント２-３（19-25、25-22、25-19、23-25、12-15）で黒星を喫した。

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　世界ランク２位の強豪を相手に宮浦健人、大塚達宣、山内晶大、富田将馬、エバデダン・ラリー、山本龍、小川智大（リベロ）を先発起用した龍神NIPPON。ラリーのブロックで幕を開けたこのゲームだが、中盤にミスを連発。終盤に高橋藍や石川祐希を投入するも、巻き返せず第１セットを落とした。
  　第２セットの始めも劣勢の展開。それでも踏ん張った日本は17-17で石川投入すると、石川はいきなりチームを鼓舞するレシーブを披露。これに仲間も応えセットを取り返した。富田、大塚を中心に攻めた第３セットもものにした。第４セットは宮浦が猛攻を仕掛けるも、一歩及ばず、フルセットに持ち込まれた。だが最終セットは相手の攻撃が勝り、12対15で終わった。

　負けたとはいえ、パリ五輪に向け経験値を高めた日本代表。来年の大舞台でさらに強くなった姿を見せてくれるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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