国立代々木競技場第一体育館で開催されている『FIVBパリ五輪予選／ワールドカップバレー2023』男子大会で、米国代表はセルビアを３‐０で下し、２位以上が確定。最終日を待たずに、１番乗りで五輪切符を獲得した。

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　ネーションズリーグ銀メダル、世界ランク２位を誇る米国。B組で唯一の負けなしで、圧倒的強さを示している。セルビア戦の最多得点はミドルブロッカー（MB）のマックスウェル・ホルトで13点。さらにオポジット（O）マット・アンダーソン11点、MBジェフリー・ジェンドリック11点、アウトサイドヒッター（OH）アーロン・ラッセル10点と２桁得点が４人と攻撃のバリエーションを見せてきた。
  　試合直後にジョン・スパロー監督に強さの秘訣を直撃してみると、「今も昔もオフェンス面は我々の強みだよ！パスがよく繋がるうえ、セッターのマイカ・クリステンソンが素晴らしい働きをしている。さらにディフェンスが上手く働いたときにチームとしての完成度がより上がるね」と自信満々に回答。

　８日の日本との最終戦については「とてもワクワクしているよ。観客が素晴らしいからね。ここで試合するのが大好きです。オリンピック出場権を獲得したばかりなんだけど、もう一回集中し直さないといけないよね。とにかく良い試合になると思うよ！」と笑顔で語った。

取材・文●永野祐吏（THE DIGEST編集部）

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