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スプリント11位の角田裕毅、シュートアウトでの違反と言動をチームに謝罪…決勝に向けて「多くのことを学べた」と自信!【カタールGP】

THE DIGEST編集部

2023.10.08

決勝は11番手スタートとなった角田。ポイント獲得なるか。(C) Getty Images

 F1第17戦のカタール・グランプリは、10月7日にスプリントが実施され、アルファタウリの角田裕毅は11位に終わっている。

 先立って行なわれた予選(シュートアウト)、Q1で角田は最終アタックで15番手のタイムを計測して突破を果たしたと思われたが、ターン13でのトラックリミットによって抹消となり、18番手で敗退。そしてスプリントでは、一時最後尾に落ちてから、他車のリタイアやタイヤ交換などによって順位を上げるも、12番手でチェッカーフラッグを受けるのが精一杯で、後にシャルル・ルクレール(フェラーリ)の降格ペナルティーによってひとつ順位を上げた。

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 2日前を終えた後、角田がチームの公式サイトを通して、「今日は簡単な日ではありませんでしたが、スプリントが行なわれる土曜日には、そういうことがありがちです。Q1のトラックリミット違反と無線通信について、チームに謝りたいと思います」と語り、各セッションを振り返っている。

「シュートアウトでパフォーマンスを最大限に発揮できず、かなりフラストレーションが溜まりました。スプリントについては、風の影響もあり、最初のラップは難しかったですが、データ収集、車をケアしながら無事にガレージに持ち帰ることに集中しました」

「明日に向けて多くのことを学べたし、決勝はポイント圏内に近い位置(11番手)からスタートできるので、集中しなおして車から最大限のパフォーマンスを引き出したいと思います。トラックリミットやタイヤのマネジメントは難しいかもしれませんが、幾つか秘策があるので、それを最大限に活用してポイントが獲得できればと思います」

 このスプリントでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2位フィニッシュで年間ポイントを407に伸ばしたことで3年連続のドライバータイトルを獲得。姉妹チームの偉業をSNSで祝福したアルファタウリは、自チームの土曜日について「タフな1日だった」と回想。そして、「明日に向けて逆襲の準備はできている」とも投稿した。

 マシン・パフォーマンスの責任者であるギョーム・ドゥゾトゥーは、「シュートアウトのQ1は激しいものとなり、トラフィックが多く、トラックリミットでタイムが抹消される車が多かった。そして残念ながら、ユウキも2回目のラップタイムが取り消され、セッションが終了した」と角田のセッションに言及し、以下のように続けている。

「ミディアムタイヤを履いての(スプリントでの)ユウキのレースは、ポジティブなものに感じられた。2度のセーフティカー出動期間によって、ソフトタイヤの車は最後までタイヤが持ちこたえたため、我々はあまり順位を上げることができなかった。明らかに、スプリントの結果には失望しているが、明日のレースに向けて非常に有用なデータを収集できた」
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