その他

「正気じゃない!」“プエルトリコの天才”を撃破で優勝した早田ひなに中国メディアが感服!「我々の強敵と呼ぶに相応しい」【卓球】

THE DIGEST編集部

2023.10.17

決勝では南米のエースを相手にストレート勝利と圧巻の貫禄を見せつけた早田。(C) Getty Images

 10月14日、オマーンで『卓球WTTコンテンダーマスカット』の女子シングルス決勝が行なわれ、早田ひな(日本生命)はA.ディアス(プエルトリコ)をゲームカウント4-0(11-7/11-5/11-5/11-6)で下し、優勝を果たした。
【PHOTO】日本女子卓球の新エース! 可憐にして豪快な早田ひなの厳選ショットをお届け!

 2000年生まれの2人が激しくぶつかり合った。この日、早田が対戦したのは"プエルトリコの天才"と称されるA.ディアス。序盤から自分のペースに持ち込んだ早田は、強烈なドライブ攻撃で相手を翻弄し続け、1ゲームも落とさずストレート勝利。試合時間はわずか28分だった。

 日本の女王が見せつけた強さに、またしても中国メディア『捜狐』が反応。「正気じゃない! 早田ひながプエルトリコのスター選手に4-0で圧勝し、優勝を飾る」と題した記事を掲載し、次のように23歳を紹介した。

 まず、同メディアは「早田ひなは、外国の女子卓球界のなかで最強である」としたうえで、「彼女は、中国チームの主力を脅かす強敵と呼ぶに相応しい」と報道。「今年は、王芸迪を世界卓球、アジア大会で撃破。また、別の大会では伊藤美誠、平野美宇らも打ち破った。早田は、現在日本女子卓球界においてナンバーワン選手だ」と大絶賛した。

 続けて、同メディアは今大会での早田ひな、張本美和(木下アカデミー)のパフォーマンスについても言及した。
 
「前者(早田)の方が経験豊富で、特殊なプレースタイルの選手に対応する能力が高いことは明らかだが、15歳の張本美和は今大会の準決勝でA.ディアスを相手に接戦へ持ち込んだ。2-3と敗れはしたものの、素晴らしい戦いを見せてくれた」

 そして、最後に同メディアは、「今や早田ひなが日本女子卓球界のナンバーワンであるのは間違いないが、将来的には張本美和がトップに踊り出る日も近いかもしれない」としたうえで、「次の日中対決が始まるのを待ちましょう!」と再戦を心待ちにしている様子を窺わせた。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「パリ行きのトリオが見えてきた」日本卓球女子の五輪選考レースに中国メディアが独自見解!卓球王国が想定する顔ぶれは?

【関連記事】「まだ15歳なのよ!」中国の大魔王が"天才中学生"張本美和の躍進ぶりを称賛!「我々の強敵となること間違いなし」【卓球】

【関連記事】「そこ俺の席!」「僕もここなんですよ」水谷隼が新幹線の指定席を巡って口論! 車掌のさりげない"神対応"に感謝