北中南米3連戦の初戦となるF1第18戦アメリカ・グランプリが開幕し、10月20日にはフリー走行の後に日曜日の決勝に向けての予選が実施され、アルファタウリの角田裕毅は11番手につけた。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)での週末の最初のセッションとなるフリー走行(FP)、角田が25周を走行してベストタイムは全体13番手となる1分37秒104。終盤のアタックではこれを上回るペースを見せたものの、トラフィックに阻まれてタイム更新はならなかった。
【PHOTO】各チームニューマシンを発表!2023年シーズンを戦うF1全チームの新車を一挙紹介! 迎えた予選、Q1では1分35秒913という5番手の好タイムで突破、トップ10入り(Q3進出)も期待されたが、Q2では1分35秒697と、10番手のセルジオ・ペレスにわずか0.018届かず、カタールGPに続いて2戦連続での決勝11番グリッドとなった。
初日を終えた後、角田は「自分のパフォーマンスには満足していますが、あと少しドライビングに違いがあればQ3に進出できたかもしれないということで、悔しさもあります。ただ、僕の前はいずれも、両ドライバーがトップ10に入ったチームばかりであり、自分としては車の性能を最大限に引き出せたと思います」とポジティブに振り返り、2日目以降についても楽観的な見方を示している。
「11番手は、決勝のスタート位置としては悪くありません。ポイント圏内に近いポジションなので、楽しみにしています。今朝のFP中のペースは悪くなかったので、明日(スプリント)と日曜日に向けて、車には潜在能力があります」
また、彼はオランダGPで左手骨折の重傷を負って欠場を強いられていたチームメイト、ダニエル・リカルドの復帰(予選は15番手)にも言及し、「彼が戻ってきて嬉しいです。今回はFPが1回しかなく、すぐに予選に臨むというのは簡単でなく、スピードを上げるための時間もほとんどありませんでしたが、彼は良い仕事をし、早くも良いフィードバックを与えてくれたため、11番手で終えることができました」と、歓迎と貢献への感謝の意を表した。
一方、「新しい空力パーツを導入した。FPではアップデートが機能しており、競争力があることが分かった」と、「AT04」の改善に手応えがあったことを強調したアルファタウリのチーフ・レースエンジニアであるジョナサン・エッドルズは、角田のQ2止まりに対して「ユウキはまたもや11番手で、今回はQ3進出までわずか0.018秒足りなかった。混み合っていたセクター1でのダーティーエアがなければ、楽々Q3に進出していただろう」と悔しさを表わしている。
フランスのモータースポーツ専門メディア『NEXTGEN-AUTO』は、「角田にとっては悔しい1日、リカルドにとっては楽しい1日」と題した記事で、前者については「アルファタウリの日本人ドライバーは明らかにフラストレーションを感じているが、より強いチームを相手に最大限のパフォーマンスを発揮したということで好印象も抱いている」とポジティブに綴った。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大混戦のQ1、角田裕毅は5番手!
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サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)での週末の最初のセッションとなるフリー走行(FP)、角田が25周を走行してベストタイムは全体13番手となる1分37秒104。終盤のアタックではこれを上回るペースを見せたものの、トラフィックに阻まれてタイム更新はならなかった。
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初日を終えた後、角田は「自分のパフォーマンスには満足していますが、あと少しドライビングに違いがあればQ3に進出できたかもしれないということで、悔しさもあります。ただ、僕の前はいずれも、両ドライバーがトップ10に入ったチームばかりであり、自分としては車の性能を最大限に引き出せたと思います」とポジティブに振り返り、2日目以降についても楽観的な見方を示している。
「11番手は、決勝のスタート位置としては悪くありません。ポイント圏内に近いポジションなので、楽しみにしています。今朝のFP中のペースは悪くなかったので、明日(スプリント)と日曜日に向けて、車には潜在能力があります」
また、彼はオランダGPで左手骨折の重傷を負って欠場を強いられていたチームメイト、ダニエル・リカルドの復帰(予選は15番手)にも言及し、「彼が戻ってきて嬉しいです。今回はFPが1回しかなく、すぐに予選に臨むというのは簡単でなく、スピードを上げるための時間もほとんどありませんでしたが、彼は良い仕事をし、早くも良いフィードバックを与えてくれたため、11番手で終えることができました」と、歓迎と貢献への感謝の意を表した。
一方、「新しい空力パーツを導入した。FPではアップデートが機能しており、競争力があることが分かった」と、「AT04」の改善に手応えがあったことを強調したアルファタウリのチーフ・レースエンジニアであるジョナサン・エッドルズは、角田のQ2止まりに対して「ユウキはまたもや11番手で、今回はQ3進出までわずか0.018秒足りなかった。混み合っていたセクター1でのダーティーエアがなければ、楽々Q3に進出していただろう」と悔しさを表わしている。
フランスのモータースポーツ専門メディア『NEXTGEN-AUTO』は、「角田にとっては悔しい1日、リカルドにとっては楽しい1日」と題した記事で、前者については「アルファタウリの日本人ドライバーは明らかにフラストレーションを感じているが、より強いチームを相手に最大限のパフォーマンスを発揮したということで好印象も抱いている」とポジティブに綴った。
構成●THE DIGEST編集部
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