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格闘技・プロレス

井上尚弥、タパレスとスーパー・バンタム級4団体王座統一戦が12.26に正式決定! フルトンを葬った有明アリーナで「完璧な状態に仕上げる!」

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2023.10.25

井上は保持する2つのベルトを持参し、12月26日にタパレスと4団体統一戦を開催すると発表した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

井上は保持する2つのベルトを持参し、12月26日にタパレスと4団体統一戦を開催すると発表した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 いよいよ決戦日が決まった。

 10月25日、ボクシングのWBC・WBO世界スーパー・バンタム級王者の井上尚弥(大橋)と大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が神奈川県・横浜市内のホテルで会見し、12月26日に東京・有明アリーナでWBA・IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦を行なうと発表した。
【PHOTO】ビッグマッチへ気合十分!マーロン・タパレスとの4団体統一戦実施発表会見に臨んだ井上尚弥!

 登壇した井上は開口一番「12月26日にタパレスと4団体統一が決まってバンタム級に続いて2階級で4団体統一がかかる。ものすごく大きな試合」と、あらためてビッグマッチ実現に安堵した。

 井上は「あと2か月ありますが、メキシコのパートナーとスパーリングを重ねていい練習ができている。完璧な状態で仕上げていくので、また応援宜しくお願いします」と自信たっぷりな表情で語り、タパレスとの世紀の一戦に万全の準備を誓った。
 
 井上は昨年12月に英国のポール・バトラーとの世界バンタム級4団体統一戦を制し、日本人初の4団体統一王者となった。試合後、「バンタム級でやれることはすべてやった」と宣言し、年明けに王座をすべて返上し、スーパー・バンタム級に転向を表明。

 新階級初戦の7月に、いきなり2団体王者(当時)のスティーブン・フルトン(米国)と日本で激突。衝撃的なTKO勝ちを収め、WBCおよびWBOスーパーバンタム級統一王者に輝いた。そして試合後にタパレスがリングに上がり、両者が統一戦を約束。開催日と場所が注目されていた。

 なお、試合はドコモの映像配信サービス「Lemino」(レミノ)で独占無料生配信が決定。モンスター伝説の新章が、いよいよ始まる。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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