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モータースポーツ

それぞれの言い分は? 角田裕毅、ピアストリとの接触&スピンでポイント圏内から脱落…専門メディアは「悪い1日」「黄金のチャンスを逃した」

THE DIGEST編集部

2023.10.31

18番手スタートから12位でのフィニッシュとなった角田。しかし、マシンのポテンシャル向上が見られていただけに惜しい結果となった。(C) Getty Images

18番手スタートから12位でのフィニッシュとなった角田。しかし、マシンのポテンシャル向上が見られていただけに惜しい結果となった。(C) Getty Images

 F1第20戦のメキシコ・グランプリは10月29日に決勝が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は12位でチェッカーフラッグを受けている。

 自身は規定を超える基数のパワーユニットとギアボックスを交換したことで後方(18番グリッド)からのスタートを余儀なくされるも、チームメイトのダニエル・リカルドが予選4番手につけるなど「AT04」のポテンシャルの高さが示されたことで、決勝での挽回が期待されていた。

【動画】一時は8番手まで順位を上げるも…メキシコシティGP決勝ハイライト
 事実、序盤で複数台を抜き去って14番手に浮上、9周目でタイヤをミディアムからハードに替えた戦略やセーフティーカー出動時にステイアウトしたことも奏功し、レースが中盤で赤旗中断になった際には8番手まで順位を上げていたが、再スタート後から前を走るオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と激しいバトルを展開し、49周目の1コーナーで仕掛けた際に接触してスピン、16番手まで下がってしまった。

 その際には怒りを露にするも、コースに戻ると諦めずに走行を続け、最終的には12位まで浮上してレースを終えた角田。接触がなければポイント圏内フィニッシュの可能性は非常に高かったと思われるだけに、彼は自身のSNSに「ポイント獲得のチャンスを失って本当に悔しいです」と投稿し、またチームのプレスリリース等を通して「車のペースは我々が期待した通りだっただけに、ピアストリとのトラブルは本当に残念です」と悔しさを隠さなかった。

「後方に下がる原因となったインシデントについては、本当に申し訳なく思います」とチームに対して謝罪した彼は、あの場面でオーバーテイクを仕掛けたことについては、「終盤になると、デグラデーションによって他の車についていくのが難しくなるので、できるだけ早く追い抜きたかった」と理由を告白。なお、F1公式サイト『F1.com』のインタビューで、インシデントの責任の所在を問われた際には「ノーコメント」とだけ回答している。
 
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