F1第18戦のアメリカ・グランプリは10月22日に決勝が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は最終周回でファステストラップを記録して10番目にチェッカーフラッグを受け、後に他車のペナルティーによる繰り上げで順位は今季最高の8位に確定した。
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予選11番手という好グリッドからのスタートとなった角田は、早々にポイント圏内に浮上してこれを維持するも、終盤にアストンマーティン勢に抜かれて圏外へ。ところが、そのうちのフェルナンド・アロンソがリタイアしたことで10番手となり、最後まで順位を守り切って第12戦ベルギーGP以来の入賞を達成、さらにレース後にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が車両規定違反で失格となったことで8位となり、4ポイントを獲得している。
それだけでなく、角田は10番手に再浮上すると、11番手とのタイム差が20秒を超えていたため、ファステストラップを狙って残り2周の段階でタイヤをソフトに変更。最終ラップを1分38秒139で走り切った角田は、今季8人目のファステストラップ記録者となっただけでなく、1989年オーストラリアGPの中嶋悟(当時ロータス)、2012年中国GPの小林可夢偉(ザウバー)に次ぐ日本人ドライバー3人目となる偉業を成し遂げ、合計で5ポイントを加算、通算8ポイントでドライバーランキング16位に浮上した。
このところ、フリー走行や予選で好パフォーマンスを発揮しながらも、様々な要因で決勝では結果を残せずにフラストレーションを溜めていたが、オースティンではドライビングだけでなく、チームの戦略もハマり、これまで取り損ねた分を一気に取り返したという印象の角田。レース後、チームリリースなどを通して、この週末をポジティブに振り返っている。
「素晴らしいレースになり、嬉しいです。ここで、特にオースティンのファンの前で、3年連続でポイントを獲得できたのは素晴らしいことです。見事な仕事をしてくれたチームにも、おめでとうと言いたいです。ファクトリー、ファエンツァ、ビスター、そしてコースサイドのスタッフはみんな、一生懸命仕事に取り組んでくれており、彼らによるアップグレードは上手く機能しており、トップ10を争う上で、ライバルとのギャップを縮めているのを見るのは嬉しいことです」
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予選11番手という好グリッドからのスタートとなった角田は、早々にポイント圏内に浮上してこれを維持するも、終盤にアストンマーティン勢に抜かれて圏外へ。ところが、そのうちのフェルナンド・アロンソがリタイアしたことで10番手となり、最後まで順位を守り切って第12戦ベルギーGP以来の入賞を達成、さらにレース後にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が車両規定違反で失格となったことで8位となり、4ポイントを獲得している。
それだけでなく、角田は10番手に再浮上すると、11番手とのタイム差が20秒を超えていたため、ファステストラップを狙って残り2周の段階でタイヤをソフトに変更。最終ラップを1分38秒139で走り切った角田は、今季8人目のファステストラップ記録者となっただけでなく、1989年オーストラリアGPの中嶋悟(当時ロータス)、2012年中国GPの小林可夢偉(ザウバー)に次ぐ日本人ドライバー3人目となる偉業を成し遂げ、合計で5ポイントを加算、通算8ポイントでドライバーランキング16位に浮上した。
このところ、フリー走行や予選で好パフォーマンスを発揮しながらも、様々な要因で決勝では結果を残せずにフラストレーションを溜めていたが、オースティンではドライビングだけでなく、チームの戦略もハマり、これまで取り損ねた分を一気に取り返したという印象の角田。レース後、チームリリースなどを通して、この週末をポジティブに振り返っている。
「素晴らしいレースになり、嬉しいです。ここで、特にオースティンのファンの前で、3年連続でポイントを獲得できたのは素晴らしいことです。見事な仕事をしてくれたチームにも、おめでとうと言いたいです。ファクトリー、ファエンツァ、ビスター、そしてコースサイドのスタッフはみんな、一生懸命仕事に取り組んでくれており、彼らによるアップグレードは上手く機能しており、トップ10を争う上で、ライバルとのギャップを縮めているのを見るのは嬉しいことです」