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モータースポーツ

採点3の辛口評価も…メキシコシティGPの角田裕毅に対する各国の反応は?「素晴らしい週末を台無しに」「チームメイトをサポートした」

THE DIGEST編集部

2023.11.01

メキシコシティGPでは接触によりポイントを取り損ねてしまった。次戦ブラジルGPで巻き返したい。(C) Getty Images

メキシコシティGPでは接触によりポイントを取り損ねてしまった。次戦ブラジルGPで巻き返したい。(C) Getty Images

 F1第19戦のメキシコ・グランプリで、アルファタウリの角田裕毅は12位でレースを終えることになったが、18番グリッドからスタートして、一時はポイント圏内を走行していただけに、悔しさの残る結末となった。
 
 規定の基数を超えるパワーユニットとギアボックスの交換によって後方からの決勝スタートを強いられた角田だが、チームメイトのダニエル・リカルドが4番手につけるなど、「AT04」のポテンシャルの高さが証明されたこともあり、2戦連続でのポイント獲得にも期待が寄せられていた。

 実際、安定したドライビングに加え、戦略も当たったことで順位を上げ、赤旗中断後のレース再開時には8番手まで順位を上げており、前のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)をペースで上回り、さらに順位を上げるのは確実と思われたが、49周目にターン1で仕掛けた際に接触してスピン、16番手まで順位を下げたことで、入賞のチャンスは潰えることとなった。

 このインシデントについて、角田はチームにポイント獲得のチャンスを逸したことを謝罪した一方で、ピアストリの過失を匂わせるコメントも残しているが、スチュワードからは両ドライバーに対して「お咎めなし」の判定。各国メディアの報道を見ると、角田のミスとする見解が多く、イギリスのF1専門サイト『PLANETF1.COM』は10点満点の採点で単独最低の「3」を角田に与え、以下のように寸評を綴っている。

「チームメイトのダニエル・リカルドが予選で4番手につける中で、日本人ドライバーは日曜日に18番手からの回復力を発揮する必要があった。それはほぼ成功し、赤旗中断からのレース再開後にはポイント圏内(8番手)に入るという素晴らしい走りを見せた。しかし、焦りからくるピアストリに対する仕掛けが、彼をポイント圏外に追いやった。彼はシーズン終了時に、チームがコンストラクターズランキングで順位を落とすことのないことを願っているだろう」

 同じくイギリスのモータースポーツ専門サイト『CRASH』は「6.5」と及第点以上の採点としたものの、「メキシコシティで大きなポイントを狙えた角田だったが、ピアストリとのバトルで曲がるタイミングを誤ったため、スピンして順位を大きく下げてしまった」と、こちらも日本人ドライバーのドライビングの問題を指摘した。
 
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