格闘技・プロレス

「彼を笑顔にしたい」角田裕毅、最終戦は退任するトスト代表のために「ウィリアムズを打ち負かす」ことを熱望!

THE DIGEST編集部

2023.11.23

ドライバーズポイントで14位につける角田。最終戦で7ポイントを獲得し、チームの順位浮上に繋げられるか。(C) Getty Images

 今年3月から続いてきた2023年F1世界選手権は、今週末のアブダビ・グランプリで幕を閉じることになるが、この最終戦に向けてアルファタウリの角田裕毅が意気込みを語っている。

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 先週のラスベガスGPでは、北中南米3連戦とは打って変わって「AT04」のペース不足に初日からレースまで苦労し、決勝は大部分で後方を走行し、最後はリタイアで(18位完走扱い)終わった角田は、このストリートサーキットでのレースウィークエンドを以下のように振り返った。

「ラスベガスのレースでは、最善を尽くしました。少し賭けに出て、ソフトタイヤでスタートしたら、それが実を結び、オープニングラップで前方のクラッシュを避けてグリッド最後尾から12番手まで順位を上げられました。その後、温度の上がりづらさやグレーニングといった、週末を通して我々に影響を与えたタイヤの問題によって苦しむことになりました。アブダビでは、より"普通"の週末になることを楽しみしています」

 UAEでの最終戦に向けては、「ポジティブであり、ヤス・マリーナでは数年前(2021年)に4位でフィニッシュしたという良い思い出があります。ここでは幾つかのアップデートが導入される予定で、今季の最終レースだけでなく、来季にも役立つはずなので、その効果を見ることが重要になります」と語り、さらに最大の目標にも言及した。

「ラスベガスではポイントを獲得できませんでしたが、ウィリアムズも同じだったので、コンストラクターズ・チャンピオンシップでの差は7ポイントのままです。1週間で全てをまとめ上げ、車から最大限のパフォーマンスを引き出し、どんなチャンスも最大限に活用することが重要だと思います」

「新しいコースレイアウトでも、オーバーテイクは容易ではなさそうので、この週末は予選が非常に重要になります。車が良いパフォーマンスを発揮し、暖かいコンディションになることで、ラスベガスでは苦しめられたタイヤのウォームアップの問題が解消されればと思います」
 
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