ボクシングWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)が12度目の大晦日のリングに上る。すでに恒例となった12月31日の戦い、今年も東京・大田区総合体育館を舞台に、同級8位ジョスベル・ペレス(ベネズエラ)を迎える。
いよいよ間近となった「大晦日決戦」、井岡にとっては今年6月にタイトル戴冠となって以来の初防衛戦だ。12月30日に行なわれた、前日計量では両者とも一発クリア。あとは試合のゴングを待つのみとなった。
今回の一戦にはKO勝利を狙うとも公言していた王者が、今回のプロ34戦目でどんなファイトをみせるか、海外からの視線も熱を帯びる一方だ。米ボクシングサイト『Boxing News 24 / 7』では現地時間12月29日、井岡対ペレス戦の特集記事を配信。この戦いへの決意を語った井岡のコメントも伝えている。
トピックでは、井岡自身やファンが長らく待ち望んでいた、WBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)戦が今回、実現しなかったと説明しながら、井岡が「私はチャンピオンであり、挑戦者と試合をすることは義務だと思っています」と語った言葉を掲載。その上で同メディアは「ファンのことを考え、"ショーは続けなければならない"という姿勢を貫いたイオカは称賛に値する」と評している。
さらに、「カズト・イオカは誰も失望させたくなかったし、そんなことはしない。イオカファンはもちろん、日本のボクシングファンも知っての通り、ここ数年、日本では大晦日にボクシングのビッグカードが組まれるのが恒例となっている」と指摘。
加えて、同メディアによる今後への展望として、「イオカはエストラーダ戦が実現すると信じている」と見通しながら、今月、フライ級で統一王者となったジェシー・ロドリゲス(アメリカ)の名を挙げ、「イオカとロドリゲスの一戦も興味深い」と論じている。
また、目前に控える大一番にも言及。「34歳のイオカはベネズエラのペレスに対して失敗してはならない。28歳の元WBAフライ級タイトル挑戦者は、アンダードッグとしてリングに上がることになるが、ペレスはパンチがあり、3連続KO勝利を収めている。ペレスにはイオカ戦で失うものは何もない」として、番狂わせの可能性もあると主張した。
井岡は王者として難敵を退け、「その先」へとつなげることが出来るか。ファンからの大きな期待を背負い、まもなく一年最後の日のリングに上る。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】昨年はドロー決着!井岡一翔vsジョシュア・フランコのスコア
いよいよ間近となった「大晦日決戦」、井岡にとっては今年6月にタイトル戴冠となって以来の初防衛戦だ。12月30日に行なわれた、前日計量では両者とも一発クリア。あとは試合のゴングを待つのみとなった。
今回の一戦にはKO勝利を狙うとも公言していた王者が、今回のプロ34戦目でどんなファイトをみせるか、海外からの視線も熱を帯びる一方だ。米ボクシングサイト『Boxing News 24 / 7』では現地時間12月29日、井岡対ペレス戦の特集記事を配信。この戦いへの決意を語った井岡のコメントも伝えている。
トピックでは、井岡自身やファンが長らく待ち望んでいた、WBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)戦が今回、実現しなかったと説明しながら、井岡が「私はチャンピオンであり、挑戦者と試合をすることは義務だと思っています」と語った言葉を掲載。その上で同メディアは「ファンのことを考え、"ショーは続けなければならない"という姿勢を貫いたイオカは称賛に値する」と評している。
さらに、「カズト・イオカは誰も失望させたくなかったし、そんなことはしない。イオカファンはもちろん、日本のボクシングファンも知っての通り、ここ数年、日本では大晦日にボクシングのビッグカードが組まれるのが恒例となっている」と指摘。
加えて、同メディアによる今後への展望として、「イオカはエストラーダ戦が実現すると信じている」と見通しながら、今月、フライ級で統一王者となったジェシー・ロドリゲス(アメリカ)の名を挙げ、「イオカとロドリゲスの一戦も興味深い」と論じている。
また、目前に控える大一番にも言及。「34歳のイオカはベネズエラのペレスに対して失敗してはならない。28歳の元WBAフライ級タイトル挑戦者は、アンダードッグとしてリングに上がることになるが、ペレスはパンチがあり、3連続KO勝利を収めている。ペレスにはイオカ戦で失うものは何もない」として、番狂わせの可能性もあると主張した。
井岡は王者として難敵を退け、「その先」へとつなげることが出来るか。ファンからの大きな期待を背負い、まもなく一年最後の日のリングに上る。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】昨年はドロー決着!井岡一翔vsジョシュア・フランコのスコア
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