喜怒哀楽、様々なニュースに溢れた2023年の日本スポーツ界。偉業達成もあれば、世間を揺るがした不祥事も。ここでは『THE DIGEST』が報じた出来事の中から反響が大きかった10大ニュースを選出して紹介する。
  １）
侍ジャパンがWBC優勝！　大谷翔平がMVPの活躍で３大会ぶりの世界一

２）
日本人初の本塁打王を獲得した大谷翔平が史上初“2度目の満票MVP”！

３）
大谷翔平がプロスポーツ史上最大額の10年７億ドル＝1015億円でドジャース移籍。山本由伸もチームメイトに

４）
女子やり投の北口榛花が世界陸上で、女子フィールド選手初の世界大会金メダルを獲得！

５）
日大アメフト部員が大麻所持で逮捕！ 大学側の二転三転する対応の末に廃部が決定…

６）
井上尚弥が史上二人目の２階級４団体統一の偉業を達成！2023年の「年間最優秀ファイター」に選出

７）
阪神タイガースが38年ぶりの日本一に輝く！ 岡田監督の“アレ（A.R.E）”が流行語大賞に

８）
バスケ日本代表がＷ杯で大躍進！ 49年ぶりに五輪予選を自力突破してパリ行きを決める

９）
全仏オープン、ボールガール顔面直撃で失格騒動…　当事者の加藤未唯は混合ダブルスで優勝

10）
男子バレーボールが五輪予選を16年ぶりの自力突破！ 石川祐希、高橋藍らが大人気に


　10位は2008年北京五輪以来の予選自力突破でパリ五輪出場を決めた男子バレーボール。７チーム中、上位２チームが出場権を得られるなか、２戦目で伏兵のエジプトに敗れる不覚を取った日本だが、イタリアで実力をつけた主将の石川祐希、高橋藍、西田有志といった選手たちが牽引して破竹の４連勝でパリ行きを決めた。

　９位には全仏オープン女子ダブルスでのハプニング。日本の加藤未唯が相手ペアに渡そうと打ち返したボールが“ボールガール”の頭部に直撃。謝意を示した加藤だが、大会側は危険行為ととみなして失格処分を言い渡した。その際、対戦ペアが執拗に抗議したことも失格に繋がったとされ、彼女たちには大きな批判が寄せられた。一方、加藤はその後に行なわれた混合ダブルスに出場。見事優勝を飾り、喝采を浴びた。

　８位に選出したバスケ日本代表は、チームの大黒柱となるはずだった八村塁が欠場。苦戦が予想されるも、日本はもうひとりのNBAプレーヤー渡邉雄大を中心にチームがまとまり、とりわけPG河村勇輝が躍動。海外メディアも注目する活躍ぶりで強豪国を相手に、劇的な逆転勝利を演出してみせた。