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マラソン・駅伝

明日号砲の第100回箱根駅伝。青学大・原晋監督は「200%の力発揮!」と気合十分も、能登半島地震で開催を危惧する声が続々

THE DIGEST編集部

2024.01.01

青学大の原監督は100回目となる箱根駅伝に向けて自身のSNSを更新した。写真:産経新聞社

青学大の原監督は100回目となる箱根駅伝に向けて自身のSNSを更新した。写真:産経新聞社

 被害状況が不透明な中、年始の風物詩が刻一刻と迫っている。

 1月2日に号砲が鳴る第100回箱根駅伝。2年ぶり7度目の優勝を狙う青学大の原晋監督は1日に自身のX(旧ツイッター)を更新。「いよいよ明日箱根駅伝スタート。学生から頂いたお守りは200%の力発揮!」と綴り、学生が手作りした似顔絵入りの特別なお守りを投稿。打倒・駒澤大に向けて、気合いが入っている。

 だが、開催を危惧する声が挙がり始めている。1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方で震度7強の地震が発生。のちに気象庁が午後6時過ぎに会見し、能登半島を震源とする今回の巨大地震を『令和6年能登半島地震』と命名。年末年始を故郷で過ごしたり帰省する人も多いなか、元日の日本列島に大きな衝撃を与えた。

 気象庁によると、2011年3月11日の東日本大震災以来となる大津波警報が発令。石川県のほかにも新潟、富山、福井など各県の沿岸部に津波警報が出され、その後も同地域には震度5前後の地震がいま現在も続いており、予断を許さない状況が続いている。
 
 北陸出身ランナーのメンタルも心配される箱根駅伝。現状中止の発表はまだないものの、SNS上では「延期も仕方ない」という意見も寄せられており、異例な状況の中で100回目の記念大会は号砲の時を迎えようとしている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】100回目を迎える記念大会に臨む青大・原晋監督「学生から頂いたお守りは200%の力発揮!」
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