「第100回箱根駅伝」の往路は、2日午前8時にスタート。コースは東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの5区間107.5キロで、23チームにより争われている。
2年連続三冠を目指す駒澤大が強さを見せるなか、青山学院大が王者に喰らいついている。1区で駒大の篠原倖太朗が1時間1分2秒という歴代2位で後続と23秒差をつけ、鶴見中継所で待つ主将・鈴木芽吹に襷リレー。鈴木も前半から快調にとばすと、1時間6分20秒の好記録で23.1キロを走り切った。
だが駒大を猛追するのが青学大だ。2区で黒田朝日は、トップの駒大と35秒差の9位で襷を受けると7人を交わしチームを2位に押し上げ、日本歴代2位となる1時間6分7秒を叩き出した。
レース後、快心の走りをみせた黒田は「前にいる選手を少しでも抜いて、少しでも順位を上げて次の区間に(襷を)渡すことを意識して走りました」と振り返った。
昨年の近藤幸太郎が記録した青学大記録を抜いたことには、「記録自体は狙っていなかったので、本当にこんなタイムが出たのかっていう驚きでいっぱいです」とコメントしたうえで、この後走るチームメイトに対して、「今年の青山学院大学は絶対に勝てるチームだと思うので、流れを大切にして走って欲しいです」とエールを送った。
22秒差で3区で襷を受けた青学大の太田 蒼生は、前を猛追。7キロ過ぎに駒大の佐藤圭汰の背中を捉えた。
構成●THE DIGEST編集部
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22秒差で3区で襷を受けた青学大の太田 蒼生は、前を猛追。7キロ過ぎに駒大の佐藤圭汰の背中を捉えた。
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