アメリカの大手放送局のスポーツ専門サイト『CBS Sports』が、2024年のボクシング界を大胆に展望している。
タイソン・フューリーとアンソニー・ジョシュアというイングランド人ヘビー級選手による「2024年最大の戦い」、そしてデオンテイ・ワイルダーとフランシス・ガヌーのボクシングと総合格闘技のミックスルールによる対決が、巨大なスタジアム、あるいはサウジアラビアにて天文学的なファイトマネーを懸けて実現すると予想した同メディアは、2階級主要4団体統一王者である井上尚弥の動向についても言及した。
【PHOTO】難敵・マーロン・タパレスを撃破し、歴史的快挙を果たした井上尚弥を特集! 「2022年にバンタム級で、そして2023年にはスーパーバンタム級でも文句なしの成績を残した井上が、どこまで体重を上げて成功を収めることができるのか興味を覚えるのは当然のことだ。そのため、対ガーボンタ・“タンク”・デービスという、このスポーツ最大のスターである破壊的な若いライト級選手との対戦という大胆なアイデアも提案されるようになった」と、井上の敵なしの状況を強調している。
これについては、「108ポンド(ライトフライ級)でキャリアをスタートさせた井上にとって、135ポンドまで体重を増やすのは大きすぎる要求だろう」としており、当の本人も向こう2年間はスーパーバンタム級での活動を継続するとしているが、同メディアは「フェザー級に上がることは、決して不可能ではない」と指摘する。
「スーパーバンタム級では、ルイス・ネリ(メキシコ)やムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との試合は魅力的なオプションとは言えない。それらも決して悪くはないカードではあるが、井上がフェザー級で金メダルを獲得できるかどうかを見る方がはるかにエキサイティングだろう」
同階級では、WBAフェザー級タイトルは空位であり、ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)がIBFベルトを、ラファエル・エスピノサ(メキシコ)はWBOを保持、レイ・バルガス(メキシコ)がWBCチャンプで、ブランドン・フィゲロア(アメリカ)はその暫定王者となっているが、同メディアは「井上はフェザー級に挑戦できると感じており、さらにもう1つ上の階級(スーパーフェザー)も可能だろう。2024年末までに、日本のスーパースターが126ポンドで金メダルを手にする姿を見られるかもしれない」と期待を寄せている。
先日は、アフマダリエフがSNSを通して井上に挑戦を表明したことが話題になったが、ここまで強烈なインパクトを放ち続けている30歳は、これを退けて、改めて最強を証明してから、新たな一歩を踏み出すことになるのか、興味深いところだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】戦慄のKO劇! 井上尚弥 vs M・タパレス戦、明暗分かれた第10Rをチェック
タイソン・フューリーとアンソニー・ジョシュアというイングランド人ヘビー級選手による「2024年最大の戦い」、そしてデオンテイ・ワイルダーとフランシス・ガヌーのボクシングと総合格闘技のミックスルールによる対決が、巨大なスタジアム、あるいはサウジアラビアにて天文学的なファイトマネーを懸けて実現すると予想した同メディアは、2階級主要4団体統一王者である井上尚弥の動向についても言及した。
【PHOTO】難敵・マーロン・タパレスを撃破し、歴史的快挙を果たした井上尚弥を特集! 「2022年にバンタム級で、そして2023年にはスーパーバンタム級でも文句なしの成績を残した井上が、どこまで体重を上げて成功を収めることができるのか興味を覚えるのは当然のことだ。そのため、対ガーボンタ・“タンク”・デービスという、このスポーツ最大のスターである破壊的な若いライト級選手との対戦という大胆なアイデアも提案されるようになった」と、井上の敵なしの状況を強調している。
これについては、「108ポンド(ライトフライ級)でキャリアをスタートさせた井上にとって、135ポンドまで体重を増やすのは大きすぎる要求だろう」としており、当の本人も向こう2年間はスーパーバンタム級での活動を継続するとしているが、同メディアは「フェザー級に上がることは、決して不可能ではない」と指摘する。
「スーパーバンタム級では、ルイス・ネリ(メキシコ)やムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との試合は魅力的なオプションとは言えない。それらも決して悪くはないカードではあるが、井上がフェザー級で金メダルを獲得できるかどうかを見る方がはるかにエキサイティングだろう」
同階級では、WBAフェザー級タイトルは空位であり、ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)がIBFベルトを、ラファエル・エスピノサ(メキシコ)はWBOを保持、レイ・バルガス(メキシコ)がWBCチャンプで、ブランドン・フィゲロア(アメリカ)はその暫定王者となっているが、同メディアは「井上はフェザー級に挑戦できると感じており、さらにもう1つ上の階級(スーパーフェザー)も可能だろう。2024年末までに、日本のスーパースターが126ポンドで金メダルを手にする姿を見られるかもしれない」と期待を寄せている。
先日は、アフマダリエフがSNSを通して井上に挑戦を表明したことが話題になったが、ここまで強烈なインパクトを放ち続けている30歳は、これを退けて、改めて最強を証明してから、新たな一歩を踏み出すことになるのか、興味深いところだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】戦慄のKO劇! 井上尚弥 vs M・タパレス戦、明暗分かれた第10Rをチェック
関連記事
- 2023年は“モンスター・イヤー”! 米ESPNが井上尚弥を『年間最優秀ファイター』に選出! 2年連続4団体統一を称賛「まぎれもなく偉大」
- 「最優秀ボクサーは井上尚弥が受賞すべき!」クロフォードの物議を醸した自己主張に賛否両論の反響が拡大!
- 「またまた人気出ますね!」井上尚弥のラウンドガールを務めた“レースクイーン”日南まみが話題!「全てに一流ですね」
- 「日本で会おうぜ!」4団体統一王者・井上尚弥の次の相手は ”悪童”ネリ? 一方、アフマダリエフからも挑戦状「俺はお前が戦った誰よりも賢く強いぞ!」
- 「まぁ喧嘩なら勝てるけどね」井上尚弥を挑発?ブレイキングダウン“最強喧嘩師”の発言に批判殺到!「ダサすぎるだろ」「寝言は寝て言って」