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バレーボール

「ノー!信じられない」ミラノ石川祐希の好パフォに海外実況も興奮!2時間超の激闘を制し、チームは4強入り【コッパイタリア】

THE DIGEST編集部

2024.01.05

19得点でチームの勝利に貢献した石川。(C) Lega Pallavolo Serie A

19得点でチームの勝利に貢献した石川。(C) Lega Pallavolo Serie A

 現地時間1月3日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガで2023-24シーズン・コッパイタリアの準々決勝が行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノは、ガスセールズ ブルーエナジー・ピアチェンツァとアウェーで対戦。セットカウント3‐2(25‐16、20-25、25-21、22-25、22-20)で激闘を制して3年連続の4強入りを果たした。

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 7位でコッパ戦の切符を獲得したミラノは、強豪との2試合を含む直近のリーグ戦で3連勝中だ。前半最終日のペルージャ戦で、石川がおよそ4週間の離脱から本格復帰して勝利に貢献。4日後のモデナ戦では、11月末以来の先発出場で試合最多得点をマークするなど連勝の立役者となり、順調にコンディションを上げている。昨季のコッパイタリアは、トレンティーノとの準決勝で2セットを先取し、ファイナリストへあと一歩に迫ったが、破竹の活躍でチームを先導していた石川が第3セットの途中に左大腿部の筋肉を負傷。主軸を欠き失速したミラノは決勝進出を逃したものの、クラブ史上初の4強入りを成し遂げた。
 
 3位で出場のピアチェンツアは、昨季の大会で悲願の初優勝を達成したメンバーがほぼそのまま残る今季のスクデット候補。東京五輪で金メダルを獲得したセッターのアントワヌ・ブリザール(フランス)が、アウトサイドヒッター(OH)リカルド・ルカレッリ(ブラジル)とミドルブロッカー(MB)ロベルトランディ・シモン(キューバ)ら中核を担うベテラン勢とともに、20代半ばの中堅組を盛り立てる。しかし、主力の一人OHイオアンディ・レアル(ブラジル)は、右ふくらはぎの負傷で12月初めから離脱中。腹筋の怪我から復帰したオポジット(OP)ユーリ・ロマノ(イタリア)は、パフォーマンスに不安定さが見え隠れしている。

 この準々決勝は、ミラノにとって昨季の雪辱を果たして決勝の舞台に立ち、その先にある頂点を狙うための第一関門。先発は直近のモデナ戦と同様に、OHが攻守で復帰3戦目の石川とその対角にマテイ・カジースキ(ブルガリア)、MBはアグスティン・ロセル(アルゼンチン)とマッテオ・ピアノ(イタリア)、司令塔パオロ・ポッロ(イタリア)とOPフェレ・レゲルス(ベルギー)を起用した。
 
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