プロボクシング・世界スーパーバンタム級４団体統一王者の“モンスター”こと井上尚弥（大橋ジム）と元世界２階級制覇王者のルイス・ネリ（メキシコ）が５月に東京で対戦する契約に合意したと米スポーツ専門局『ESPN』のマイク・コッピンガー記者が現地１月８日、自身のＸ（旧ツイッター）で報じた。
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　同氏は、「ナオヤ・イノウエとルイス・ネリは、誰もが認めるスーパーバンタム級王座を懸けて、５月に東京で対戦する契約に合意したと関係者がESPNに明かした」としたうえで、「ネリは計量違反とドーピング違反により日本での試合を永久追放されたが、それが問題になることはないと予想されている」とネリへの処分は撤回になる見通しであると伝えている。
  　“悪童”と称されるネリは、2017年８月に当時WBC世界バンタム級王者だった山中慎介（帝拳）との対戦後に禁止薬物の使用が発覚。そして18年３月には再び山中戦の前日計量で体重オーバーにより王座剥奪となり、日本ボクシングコミッション（JBC）からは無期限の国内活動停止処分を受けていた。

　同氏の投稿に、ネリは砂時計の絵文字を３つ添えて反応。すでに井上との対戦を望んでいる様子だ。かねてよりファンが期待する“モンスター”と“悪童”の対決が実現すれば、日本中が盛り上がること間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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