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元立教大監督の上野裕一郎がひらまつ病院に加入!不適切行動の“ベテランの再起”を同院が支援「誠実な姿勢で取り組む覚悟を持っている」

THE DIGEST編集部

2024.01.15

立教大で監督を務めていた上野がひらまつ病院へ加入することに。写真:滝川敏之

立教大で監督を務めていた上野がひらまつ病院へ加入することに。写真:滝川敏之

 1月15日、ひらまつ病院陸上部は、元立教大監督の上野裕一郎が加入することを発表した。2018年12月から選手を指導しながら、自身も競技に取り組む“日本一速い監督”の異名を持っていた上野だが、昨年10月に部員との不倫が発覚し、解任されていた。

 ひらまつ病院陸上部の北島貴大部長と中島泰伸監督は連名でコメントを発表。「再度選手として陸上競技に真摯に向き合い当院のアスリートチームの理念でもある『スポーツで地域を元気に』という意味を、身をもって体感していただき、スポーツに携わる者としての姿勢を改めて考える機会を持ってほしいという期待を込め、加入を決めた」と記した。
 
 同院の平松克輝理事長は、「関係者の皆様におかれましては様々なご意見をお持ちのことかと存じますが、今後は新たなスタートを切り、関係者やファンに対して誠実な姿勢で取り組む覚悟を持っていると感じ今回の上野選手の加入を決断した」と説明したうえで、リスタートを切る上野にメッセージを送った。

「彼が過ちと真摯に向き合い、一人の社会人として成長し将来陸上界へ恩返しすることが彼の今後歩むべき道だと考えており、これからの彼の歩みが世間にきちんと評価されるよう努力してくれることを期待しております」

 今年のニューイヤー駅伝では24位の成績を残したひらまつ病院。再起を誓った38歳ベテランランナーの挑戦に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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