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バレーボール

ミラノは欧州カップ戦・準々決勝本戦へ進めず…石川祐希はチーム2位の得点をマークするもポーランド強豪に敗退【CEV杯】

THE DIGEST編集部

2024.01.19

欧州で奮闘を続ける石川。カップ戦では敗れたが、国内リーグ戦での躍動に期待したい。(C) Lega Pallavolo Serie A

欧州で奮闘を続ける石川。カップ戦では敗れたが、国内リーグ戦での躍動に期待したい。(C) Lega Pallavolo Serie A

 現地時間1月18日、欧州バレーボール連盟が主催する2023-24シーズンCEVカップの準々決勝プレーオフ2ndレグが行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属するアリアンツ・ミラノは、ポーランドリーグのアルロンCMCヴァルタ・ザヴィエルチェとホームで対戦し、セットカウント0-3(22-25、22-25、23-25)で敗れて、残念ながら準々決勝本戦を前に敗退が決まった。

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 セットを奪えず1stレグを終えたミラノが準々決勝の本戦進出を果たすには、この2ndレグでまずは3-0もしくは3-1で勝利して勝点3で並ぶこと。そして、15ポイント制のゴールデンセットで勝利しなければならなかった。週末のリーグ後半3節は、公式戦3試合ぶりのホームで昨季から3連敗中だったチステルナをストレートで撃破。その試合と1stレグで先発起用したメンバー、アウトサイドヒッター(OH)の石川とその対角にマテイ・カジースキ(ブルガリア)、ミドルブロッカー(MB)アグスティン・ロセル(アルゼンチン)とマッテオ・ピアノ(イタリア)、司令塔パオロ・ポッロ(イタリア)とオポジット(OP)フェレ・レゲルス(ベルギー)を開始からコートへ送り出した。

 ザヴィエルチェは、ポーランドリーグの直近16節に勝点で並んだワルシャワを得失セット率で押しのけて2位へ浮上。欧州大会を含め9連勝中と絶好調だ。先発は1stレグと同様に、OPカロル・ブトリン、OHバルトシュ・クオレク、MBの主将マテウシュ・ビエニエクとミウォシュ・ズニシュチョルのポーランド勢に東京五輪金メダリストのフランス代表OHトレボール・クレヴノとセッターのミゲル・タヴァレス(ポルトガル)を起用した。

 第1セット、ミラノは開始から間もなく4連続ブレークを許して苦しい展開。ビハインドは最大6点まで広がる。中盤に入り、ロセルを皮切りに4選手が次々とブロックを決めて1点差へ巻き返す。その後、2枚替えを駆使するなどして22-23まで粘るも、サーブミスとレゲルスの被ブロックでセットを落とした。
 
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