スコットランド・ラグビー界がひとつの節目を迎えた。代表チームで長きに渡って主将を務めてきた名スクラムハーフ、グレイグ・レイドローが紺色のジャージに別れを告げたのだ。
現在34歳のレイドローは代表通算76キャップ(歴代9位タイ)を刻み、714ポイント(歴代2位)を挙げた同国の英雄だ。日本で行なわれた先のワールドカップでは、2015年大会と同様に日本代表の前に立ちはだかり、卓越したゲームメイクとキックセンスで存在を誇示した。日本でもファンが多い、お馴染みのプレーヤーだ。
176センチの名手は次のように声明を発表している。
「心情的なことを言えば、今回の決断は途轍もなく難しいものだった。キャプテンとして代表チームを勝利に導くのは少年時代からの夢だったから。でももうあの入場ゲートに立つことはない。いっさいの迷いなく、すべての神経を集中させ、ラグビー・ファミリーやチームメイトたちと踏みしめた、あのマレーフィールド(代表チームの本拠地)のピッチにね」
さらに「身体と心はまだ行けると言うんだけど、頭のほうが“もうチームは再構築の時期だ”と言うんだ」と綴り、「これからはスタンドから精一杯の応援をさせてもらうよ」とのメッセージで締め括った。もちろんフランス1部、クレルモン・オーヴェルニュでのプレーは続行する。
ワールドカップ後にスコットランド代表チームを去ったのはこれで3人目。レイドローの前にジョン・バークレー(フランカー)、トミー・シーモア(ウイング)のふたりが引退を表明していた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ラグビーW杯ハイライト|歴史的名勝負、日本対スコットランド戦の感動をもう一度!
現在34歳のレイドローは代表通算76キャップ(歴代9位タイ)を刻み、714ポイント(歴代2位)を挙げた同国の英雄だ。日本で行なわれた先のワールドカップでは、2015年大会と同様に日本代表の前に立ちはだかり、卓越したゲームメイクとキックセンスで存在を誇示した。日本でもファンが多い、お馴染みのプレーヤーだ。
176センチの名手は次のように声明を発表している。
「心情的なことを言えば、今回の決断は途轍もなく難しいものだった。キャプテンとして代表チームを勝利に導くのは少年時代からの夢だったから。でももうあの入場ゲートに立つことはない。いっさいの迷いなく、すべての神経を集中させ、ラグビー・ファミリーやチームメイトたちと踏みしめた、あのマレーフィールド(代表チームの本拠地)のピッチにね」
さらに「身体と心はまだ行けると言うんだけど、頭のほうが“もうチームは再構築の時期だ”と言うんだ」と綴り、「これからはスタンドから精一杯の応援をさせてもらうよ」とのメッセージで締め括った。もちろんフランス1部、クレルモン・オーヴェルニュでのプレーは続行する。
ワールドカップ後にスコットランド代表チームを去ったのはこれで3人目。レイドローの前にジョン・バークレー(フランカー)、トミー・シーモア(ウイング)のふたりが引退を表明していた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ラグビーW杯ハイライト|歴史的名勝負、日本対スコットランド戦の感動をもう一度!