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復帰戦を飾った“りくりゅう”が合計190.77点で今季シーズンベスト!2位で連覇ならず【四大陸選手権】

THE DIGEST編集部

2024.02.03

りくりゅうは四大陸選手権で2位に終わった。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 フィギュアスケートの四大陸選手権は現地2月3日にペアフリーが行なわれ、"りくりゅう"の愛称で親しまれる三浦璃来&木原龍一が190.77点を叩き出し、銀メダルを獲得。今シーズンの国際スケート連盟(ISU)公認大会で初めて表彰台にのぼった。

 1日のショートは2位発進したりくりゅう。今季は木原の腰椎分離症によりオータムクラシック(カナダ)以来、試合を欠場。シーズン前半戦を棒に振ったが今大会から氷上復帰を果たし、いきなり好結果を出した。

 冒頭は高さのあるトリプルツイストを決めるが、ダブルアクセルを2つ付けた3つのコンビネーションジャンプは最初の3回転トウループが2回転に。そのあと単独の3回転サルコウは着地が乱れた。

 後半は立て直しの兆しを見せたが、スロー3回転ループで三浦が転倒。ミスはあったものの、スピードあるスケーディングとダイナミックなリフトは健在。滑り切ったあと、2人からは笑みがこぼれた。
 
 注目の得点はフリー125.16点で、合計点はシーズンベストを更新。課題は残ったが、昨季年間グランドスラムを達成した最強ペアが復帰戦で表彰台を掴んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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