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格闘技・プロレス

「競技を疑わざるをえない」急死した穴口一輝さんの試合が“年間最高試合”に。青木真也の指摘に井上尚弥が反応「誤解だけはして欲しくない」

THE DIGEST編集部

2024.02.04

昨年末、スーパーバンタム級で4団体統一を達成した井上。写真:福冨倖希

昨年末、スーパーバンタム級で4団体統一を達成した井上。写真:福冨倖希

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が自身のX(旧ツイッター)を更新。2月2日に死去したプロボクサー・穴口一輝さん(真正)の試合が「年間最高試合」となったことについて言及した。
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 穴口さんは、昨年12月26日に有明アリーナで行なわれた日本バンタム級タイトル戦で当時日本同級王者・堤聖也(角海老宝石)と激突し、計4回のダウンを奪われるなど判定負け。試合後に意識を失い、右硬膜下血腫のために開頭手術を受けていた。治療に専念するも、2日午後5時38分に逝去したと日本ボクシングコミッション(JBC)が発表した。

 この穴口さんと堤の試合は、2日に発表されたJBCの年間表彰で、世界戦以外での年間最高試合に選出。その発表を受けて、総合格闘家の青木真也はX(旧ツイッター)で「年間最高試合が死亡事故なのはその競技を疑わざるをえないと思うんですよね」と持論を展開した。
 
 青木の意見に対し、井上は「年間最高試合に選ばれたのは穴口選手へのエールでもあったと思います。受賞された40分後に息を引き取ったと聞いてますので皆さんには誤解だけはして欲しくないと思います」と説明した。

 さらに井上は「誰が間違っているとかそう言う話では決してなく今回の受賞についての誤解がありそうなので受賞の意味を時系列でお伝えさせていただきました」と付け加えた。

構成●THE DIGEST編集部

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