大事なことが復習できた。自分より8歳年上の堀江翔太のおかげだ。埼玉パナソニックワイルドナイツの坂手淳史主将は、先輩の言葉を回想する。
「前半のスタート(が大事)。言い方はよくないけど、(相手はこちらを)いじめてくる、タフにくる。そこを、正確性を持って跳ねのけよう」
【PHOTO】ワールドクラスの美女やユーモア溢れる衣装でスタジアムを華やかに彩る!ラグビーW杯に集結した各国サポーター厳選ショット! 2月4日、本拠地の熊谷ラグビー場。今季新設したクロスボーダーラグビーの一戦で、ニュージーランドのチーフスと戦った。国際リーグのスーパーラグビーを代表するハードワーカーたちだ。
前半3分からの約3分間、ワイルドナイツは自陣で20フェーズものアタックを耐えた。若手主体のチーフスによる突進主体の猛攻を、ベストメンバーによるタフさと「正確性」で「跳ねのけ」た。球を回した先に防御ラインの網をかけ、破られた折も素早いカバーリングで事なきを得た。
元チーフスのラクラン・ボーシェ、南アフリカ代表経験者のルード・デヤハーといったスーパーラグビー経験者のみならず、24歳の福井翔大、26歳のディラン・ライリーのような若き日本代表戦士も鋭いタックルを決めた。
攻守逆転。ここから堅陣とキック戦術の組み合わせでペースを掌握した。結局、38-14という快勝劇のきっかけを作った堀江に、フッカーで先発の坂手はこう感謝する。
「スーパーラグビーを経験していない選手にとってはいい助言になった。僕らはスーパーラグビーを何回か経験しましたが、忘れている部分もあったので、思い出させてくれる助言でもありました」
堀江は身長180センチ、体重104キロの38歳。坂手がこれまで2度出てきたワールドカップへ2011年から計4度出場し、スーパーラグビーへは13年からの2シーズンはオーストラリアのレベルズ、16年からの3シーズンは日本のサンウルブズの一員として挑んだ。サンウルブズでは初代主将にもなった。
自ら「いろいろな(スタイルの)ラグビーを経験するのが大事」と話すのを裏付けるように、この集団競技への造詣は深い。ワイルドナイツでは、防御方式の構築そのものにも携わっている。
「前半のスタート(が大事)。言い方はよくないけど、(相手はこちらを)いじめてくる、タフにくる。そこを、正確性を持って跳ねのけよう」
【PHOTO】ワールドクラスの美女やユーモア溢れる衣装でスタジアムを華やかに彩る!ラグビーW杯に集結した各国サポーター厳選ショット! 2月4日、本拠地の熊谷ラグビー場。今季新設したクロスボーダーラグビーの一戦で、ニュージーランドのチーフスと戦った。国際リーグのスーパーラグビーを代表するハードワーカーたちだ。
前半3分からの約3分間、ワイルドナイツは自陣で20フェーズものアタックを耐えた。若手主体のチーフスによる突進主体の猛攻を、ベストメンバーによるタフさと「正確性」で「跳ねのけ」た。球を回した先に防御ラインの網をかけ、破られた折も素早いカバーリングで事なきを得た。
元チーフスのラクラン・ボーシェ、南アフリカ代表経験者のルード・デヤハーといったスーパーラグビー経験者のみならず、24歳の福井翔大、26歳のディラン・ライリーのような若き日本代表戦士も鋭いタックルを決めた。
攻守逆転。ここから堅陣とキック戦術の組み合わせでペースを掌握した。結局、38-14という快勝劇のきっかけを作った堀江に、フッカーで先発の坂手はこう感謝する。
「スーパーラグビーを経験していない選手にとってはいい助言になった。僕らはスーパーラグビーを何回か経験しましたが、忘れている部分もあったので、思い出させてくれる助言でもありました」
堀江は身長180センチ、体重104キロの38歳。坂手がこれまで2度出てきたワールドカップへ2011年から計4度出場し、スーパーラグビーへは13年からの2シーズンはオーストラリアのレベルズ、16年からの3シーズンは日本のサンウルブズの一員として挑んだ。サンウルブズでは初代主将にもなった。
自ら「いろいろな(スタイルの)ラグビーを経験するのが大事」と話すのを裏付けるように、この集団競技への造詣は深い。ワイルドナイツでは、防御方式の構築そのものにも携わっている。