専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
その他

瀬戸大也は200m個人メドレー4位。メダルまでわずか0秒12差届かず…【世界水泳】

THE DIGEST編集部

2024.02.16

瀬戸は200m個人メドレーで4位。ラスト50mで追い上げたが、メダルは届かなかった。(C) Getty Images

瀬戸は200m個人メドレーで4位。ラスト50mで追い上げたが、メダルは届かなかった。(C) Getty Images

 日本の競泳陣を牽引するベテランが、わずか0秒12差で表彰台に届かなかった。

 現地2月15日、カタール・ドーハで開催されている世界水泳は男子200メートル個人メドレー決勝が行なわれ、2019年の同大会で個人メドレー2冠の瀬戸大也が1分57秒54で4位。僅差でメダルを逃した。

 前日は200メートルバタフライで本多灯が世界水泳初の金メダルを奪取。瀬戸は今大会の日本競泳陣で2つ目のメダル獲得に向けて臨んだ。

 瀬戸は6レーンで登場。バタフライは7番手、背泳ぎは6番手で折り返し、先頭を泳ぐアメリカのカーソン・フォスターを追いかける。瀬戸は得意の平泳ぎで徐々に順位を上げると4位に浮上。トップのフォスター、2番手で続くシャイン・カサス(アメリカ)を視界に捉え、ラスト50メートルに勝負をかけた。
 
 最後の自由形で瀬戸は猛追し3番手まで追い上げたが、7レーンを泳ぐ23歳の新鋭フィンレイ・ノックス(カナダ)が猛スピードで一気にフォスター、カサスを抜き去り、逆転で優勝した(1分56秒64)。一方、瀬戸は3番手争いで最後はタッチ勝負となったが、わずかに及ばなかった。

 今年5月で三十路を迎え、スイマーの中ではベテランの領域に入った瀬戸。今夏のパリ五輪に向けて表彰台は逃したが、まだまだ世界のトップで戦えることをあらためて証明した日本人スイマーは本命種目として捉える400メートル個人メドレー(現地18日)に気持ちを切り替える。 

構成●THE DIGEST編集部

【画像】瀬戸大也、わずか0秒12差で表彰台届かず…
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号