2月24日、東京・両国国技館で行なわれるボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)は、同級1位の中谷潤人(M・Tボクシングジム所属)と対戦する。
バンタム級転向後の初戦となる挑戦者の中谷は、「ネクストモンスター」の異名が示す通り、ファンや関係者からの期待が大きい26歳だ。今回はホームリングに王者を迎え、フライ級、スーパーフライ級に次ぐ、3階級目の戴冠に挑む。
一方で、敵地のリングでベルト防衛を見据える28歳のサンティアゴも、この一戦への意欲は高い。昨年7月にノニト・ドネア(フィリピン)を破り、WBCバンタム級のタイトルを奪取。世界王者となって初めての戦いで、勢いに乗る日本人サウスポーの挑戦を受ける。
試合が近づく中、米メディア『BOXING JUNKIE』はこの大一番に注目し、現地時間2月19日に配信となった特集記事では、初防衛戦を前にしたサンティアゴのコメントを紹介。その中で、中谷の印象を問われた王者は、「私が彼について知っているのは、若くてハングリーで素晴らしいファイターだということ。非常に優れた特性を持ったサウスポーだ」と語っている。
また、現在の心境についても、「私は自分自身を捧げ、厳しいスパーリングをしてきた。戦う準備はできている」と明かしており、万全の状態であると強調。さらに今回のトピックでは、サンティアゴがベルトを手にすることとなったドネア戦について語った言葉も掲載している。
「スーパースターであり、まもなく殿堂入りするであろうドネアのような偉大な選手を倒し、世界チャンピオンになるという夢を達成できたことは素晴らしい経験だ。私が若い頃から夢見てきたことだった」
同メディアは、そのドネアを撃破した試合について触れ、「(当時)40歳のドネアをタイミング良く捕らえただけではないかという評判もあるが、その真相が(中谷戦で)明らかになるだろう」と記している。
はたしてサンティアゴは、いまだ無敗を守り、底なしの強さも窺わせる挑戦者を相手に、ベルトを死守できるのか。日本のリングでの今回の防衛戦は、サンティアゴの王者としての真価が試される戦いとなる。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】難敵・マーロン・タパレスを撃破し、歴史的快挙を果たした井上尚弥を特集!
バンタム級転向後の初戦となる挑戦者の中谷は、「ネクストモンスター」の異名が示す通り、ファンや関係者からの期待が大きい26歳だ。今回はホームリングに王者を迎え、フライ級、スーパーフライ級に次ぐ、3階級目の戴冠に挑む。
一方で、敵地のリングでベルト防衛を見据える28歳のサンティアゴも、この一戦への意欲は高い。昨年7月にノニト・ドネア(フィリピン)を破り、WBCバンタム級のタイトルを奪取。世界王者となって初めての戦いで、勢いに乗る日本人サウスポーの挑戦を受ける。
試合が近づく中、米メディア『BOXING JUNKIE』はこの大一番に注目し、現地時間2月19日に配信となった特集記事では、初防衛戦を前にしたサンティアゴのコメントを紹介。その中で、中谷の印象を問われた王者は、「私が彼について知っているのは、若くてハングリーで素晴らしいファイターだということ。非常に優れた特性を持ったサウスポーだ」と語っている。
また、現在の心境についても、「私は自分自身を捧げ、厳しいスパーリングをしてきた。戦う準備はできている」と明かしており、万全の状態であると強調。さらに今回のトピックでは、サンティアゴがベルトを手にすることとなったドネア戦について語った言葉も掲載している。
「スーパースターであり、まもなく殿堂入りするであろうドネアのような偉大な選手を倒し、世界チャンピオンになるという夢を達成できたことは素晴らしい経験だ。私が若い頃から夢見てきたことだった」
同メディアは、そのドネアを撃破した試合について触れ、「(当時)40歳のドネアをタイミング良く捕らえただけではないかという評判もあるが、その真相が(中谷戦で)明らかになるだろう」と記している。
はたしてサンティアゴは、いまだ無敗を守り、底なしの強さも窺わせる挑戦者を相手に、ベルトを死守できるのか。日本のリングでの今回の防衛戦は、サンティアゴの王者としての真価が試される戦いとなる。
構成●THE DIGEST編集部
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