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「15歳、恐るべし!」香港戦で0-2からの大逆転劇を演じた張本美和を中国メディアがベタ褒め!「まったくもって狂気だ」【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2024.02.24

歓喜の雄叫びをあげる張本。香港のエースを相手に鮮やかな逆転劇を完遂した。(C)WTT

歓喜の雄叫びをあげる張本。香港のエースを相手に鮮やかな逆転劇を完遂した。(C)WTT

 53年ぶりの快挙達成まであとひとつだ。現地2月23日、韓国・釜山で開催中の世界卓球選手権・団体戦は女子準決勝が行なわれ、日本女子代表チーム(世界ランキング2位)が強豪・香港(同6位)と対戦。張本美和、早田ひな、そして平野美宇がそれぞれ難敵を退けて3-0のストレート勝ちを収め、5大会連続の決勝進出を果たした。
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 この日会場をもっとも沸かせたのが、第1試合に登場した15歳・張本だ。香港のエースにしてスタープレーヤーの杜凱琹を相手に7-11、9―11とゲームを連取されて後がなくなってしまう。だが、ここからがメンタルタフネスを誇る張本の真骨頂だった。巧妙なサーブや強烈なバックハンドで巻き返し、11―4、11―6と圧倒して奪い返す。そして迎えた最終ゲームも11―5でモノにして逆転勝利を決め込んだのだ。

 若き才能がやってのけたハイパフォーマンスに、決勝で日本を待ち受ける中国のメディアも興奮を隠せない。スポーツメディア『捜狐体育』は「日本の15歳は香港の人気者を向こうに回して0-2からの大逆転を成功させた。まさに恐るべし!」と記し、「序盤は経験不足で余計なミスが目立ったが、徐々に修正して盛り返した。一気に畳みかける様は兄(張本智和)を彷彿させるようで、勝負所でスーパーショットを連発。まったくもって狂気の沙汰だった」と称える。
 
 さらに、重要な一戦で日本が伊藤美誠ではなく張本をチョイスした点については、「日本が若手育成にどれだけ精力的であるかが垣間見れた。彼女は1番手の大役を見事に全うして、指導陣の期待に応えてみせたのだ」と評している。

 土曜日に行なわれる決勝でも張本の出番はあるのか。注目のビッグマッチは日本時間20時スタートの予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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