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マラソン・駅伝

「これこそが日本文化だ!」新谷仁美が涙の完走後にみせた“美しい振る舞い”に海外反響!「敬意を払う姿勢が大好き」【東京マラソン】

THE DIGEST編集部

2024.03.04

目標としていたタイムに3分近く及ばなかった新谷。写真:鈴木颯太朗

目標としていたタイムに3分近く及ばなかった新谷。写真:鈴木颯太朗

 東京マラソン2024(東京都庁前~東京駅前=42.195キロ)が3月3日に行なわれ、女子1万メートルとハーフマラソンの日本記録保持者である新谷仁美(積水化学)は、2時間21分50秒で日本人トップの6位に入った。
【動画】「これこそが日本文化だ!」新谷仁美が涙の完走後に示した“美しい振る舞い”をチェック!

 日本新記録を目ざし、強い覚悟を持って臨んだものの、今年1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南(天満屋)がマークした2時間18分59秒には届かず。ゴールテープを切ったあと、新谷は涙をぐっとこらえながら、無念の表情を浮かべた。それでも、前方に一礼すると、振り向いてコースにもお辞儀を披露してみせた。
 
 新谷の優美な振る舞いを、東京マラソン財団の公式インスタグラムが動画で紹介すると、海外のユーザーからも反響が続々。「私は彼女がお辞儀をして、マラソン選手と周囲の人たちに敬意を払う姿勢が大好きです」「これこそが日本文化だ!」「行儀作法をわきまえている」「本当に素晴らしいと思う」といった絶賛するコメントが寄せられた。

 レース後の会見で、新谷は「私が普段サポートしてくれる方に返せるものは限られている。言葉ではなく目に見えるもので返したいという気持ちが常にある」と胸中を吐露。「日本記録というタイトルは形として残るし、『ありがとう』の言葉が伝わりやすいと思うので、今後もこだわりを持ち続けたい」と日本記録への再挑戦を視野に入れた。

構成●THE DIGEST編集部

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