現地時間3月3日、バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガで2023-24レギュラーシーズン最終節が行なわれた。男子日本代表の石川祐希が所属するアリアンツ・ミラノはホームで、シル スーサ ヴィム・ペルージャとの大接戦をセットカウント3‐2(25-22、25-27、17-25、25-23、15-13)で制し、6位へ浮上してプレーオフに臨むことが決まった。
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11勝10敗の7位で最終節を迎えたミラノは、試合開始時点で5位ヴェローナ、高橋藍が所属する6位モンツァと勝点で並び、4位チヴィタノーヴァとは1差。プレーオフの対戦相手が決まる順位は、この日の結果次第で変動する可能性が残されていたため、勝点を挙げることが重要な試合だった。
16勝5敗で2位のペルージャは、得点とエース数でリーグ2位、ブロックでは、個人部門で7位のミドルブロッカー(MB)セバスティアン・ソレ(イタリア)を筆頭に3選手がトップ20にランクイン。同部門で首位を堅守するMBアグスティン・ロセル(アルゼンチン)を擁しリーグ全体で4位のミラノを、10本上回り2位につけている。また、アウトサイドヒッター(OH)のウィルフレド・レオン(ポーランド)が、膝の故障による長期離脱から3週間前に復帰して、2試合連続でチーム最多得点を記録するなど調子を上げている。
順位が確定しているペルージャは、プレーオフ開幕を3日後に控え、中心選手の温存が予想されたが主力メンバーを起用。ミラノは、OH石川とその対角に負傷から復帰のマテイ・カジースキ(ブルガリア)、司令塔はパオロ・ポッロ(イタリア)、MBロセルとマルコ・ヴィテッリ(イタリア)、オポジット(OP)フェレ・レゲルス(ベルギー)で先発メンバーを組み、膝の術後で調整中の主将マッテオ・ピアノがベンチ入りして脇を固めた。
今季2回の対戦はどちらもフルセットマッチへもつれ込んだ。昨年12月に行なわれた前半戦は、腰痛から攻守で復帰初戦だった石川の大活躍で、劣勢を跳ね返したミラノがアウェーで逆転勝ちし、1月末のコッパイタリア準決勝では、セットカウント2-1から追いつかれたペルージャが逃げ切って痛み分け。両者を待ち受けていたのは、またしても大激戦だった。
第1セットは、レフトからストレート弾を突き刺して試合をスタートさせた石川が、サーブでも攻め込みブロック2本を呼び込むなど連続ブレークに貢献。ミラノは序盤に最大5点差までリードを広げる。徐々に点差を詰めてきた相手に石川のエースなどで応戦するが、イタリア代表の司令塔シモーネ・ジャンネッリのサーブで同点とされる。続けて石川のアタックがアンテナに当たるなどして2点を追う展開へ。しかし、2連続ブロックでリードを奪い返したロセルが、石川の2本目のエースで握ったセットポイントをものにしてミラノが試合を先行した。
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11勝10敗の7位で最終節を迎えたミラノは、試合開始時点で5位ヴェローナ、高橋藍が所属する6位モンツァと勝点で並び、4位チヴィタノーヴァとは1差。プレーオフの対戦相手が決まる順位は、この日の結果次第で変動する可能性が残されていたため、勝点を挙げることが重要な試合だった。
16勝5敗で2位のペルージャは、得点とエース数でリーグ2位、ブロックでは、個人部門で7位のミドルブロッカー(MB)セバスティアン・ソレ(イタリア)を筆頭に3選手がトップ20にランクイン。同部門で首位を堅守するMBアグスティン・ロセル(アルゼンチン)を擁しリーグ全体で4位のミラノを、10本上回り2位につけている。また、アウトサイドヒッター(OH)のウィルフレド・レオン(ポーランド)が、膝の故障による長期離脱から3週間前に復帰して、2試合連続でチーム最多得点を記録するなど調子を上げている。
順位が確定しているペルージャは、プレーオフ開幕を3日後に控え、中心選手の温存が予想されたが主力メンバーを起用。ミラノは、OH石川とその対角に負傷から復帰のマテイ・カジースキ(ブルガリア)、司令塔はパオロ・ポッロ(イタリア)、MBロセルとマルコ・ヴィテッリ(イタリア)、オポジット(OP)フェレ・レゲルス(ベルギー)で先発メンバーを組み、膝の術後で調整中の主将マッテオ・ピアノがベンチ入りして脇を固めた。
今季2回の対戦はどちらもフルセットマッチへもつれ込んだ。昨年12月に行なわれた前半戦は、腰痛から攻守で復帰初戦だった石川の大活躍で、劣勢を跳ね返したミラノがアウェーで逆転勝ちし、1月末のコッパイタリア準決勝では、セットカウント2-1から追いつかれたペルージャが逃げ切って痛み分け。両者を待ち受けていたのは、またしても大激戦だった。
第1セットは、レフトからストレート弾を突き刺して試合をスタートさせた石川が、サーブでも攻め込みブロック2本を呼び込むなど連続ブレークに貢献。ミラノは序盤に最大5点差までリードを広げる。徐々に点差を詰めてきた相手に石川のエースなどで応戦するが、イタリア代表の司令塔シモーネ・ジャンネッリのサーブで同点とされる。続けて石川のアタックがアンテナに当たるなどして2点を追う展開へ。しかし、2連続ブロックでリードを奪い返したロセルが、石川の2本目のエースで握ったセットポイントをものにしてミラノが試合を先行した。