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フィギュア

「まるで三姉妹の長女」「素敵な笑顔」坂本花織&マリニンが表彰式後のウイニングランで見せた“王者たる振る舞い”が話題沸騰!【フィギュア世界選手権】

THE DIGEST編集部

2024.03.25

世界選手権を制した坂本(左)とアメリカのマリニン(右)。両王者が表彰式後に見せた振る舞いが話題となっている。(C)Getty Images

世界選手権を制した坂本(左)とアメリカのマリニン(右)。両王者が表彰式後に見せた振る舞いが話題となっている。(C)Getty Images

 大舞台のプレッシャーから解放された表情が大きな話題を呼んでいる。

 フィギュアスケートの世界選手権(カナダ・モントリオール)は現地3月24日に幕を閉じ、女子シングルは坂本花織が56年ぶり史上8人目の3連覇を達成。一方の男子シングルはイリア・マリニン(アメリカ)が、今季の世界最高得点を更新する会心の演技で初優勝を飾った。

 3連覇のプレッシャーをはねのけ世界女王の座を死守した坂本と、大技4回転アクセルを含む5種類6本の4回転ジャンプをパーフェクトに滑り切ったマリニン。両者が表彰式後に見せた貴重なカットが大きな脚光を浴びている。

 国際スケート連盟(ISU)の公式インスタグラムは、男女シングルの表彰式後の雑感を投稿。優勝した坂本とマリニンが片手にスマホを持ち、ウイニングランの一部始終を大公開している。

 女子は「パーティーの時間だ! 勝利ラップで盛り上げよう!」と文面に綴られ、坂本のすぐ後ろを母国の国旗をまとったイザボー・レビト(アメリカ)とキム・チェヨン(韓国)が会場に流れる音楽にノリノリな表情で付いていく。世界女王は後ろを滑る銀、銅メダリストがきちんと画角に収まっていることを気にかけながら滑走。豪華なメダリスト3人が「イエーイ!」と仲良く収まり、弾ける笑顔でピースサインを決めた。
 
 ハイレベルな戦いとなった男子は、“4回転の神”の異名を持つマリニンが先導した。新世界王者も後ろを滑る鍵山優真とアダム・シャオ・イム・ファ(フランス)が映っていることを常に確認しながら、声援に手を振って応えた。

 初めて世界の頂点に立ったマリニンは興奮を隠せず、「今回の世界選手権はエキサイティングな大会になった! これを見て!」と話しかけると、スマホを観衆に向けて会場の熱狂を自ら実況した。

 最後は「とても楽しかったよ!」と語りながら「ユーマ&アダム!」と一緒に表彰台にのぼったライバルをしっかり紹介。互いの健闘を労う一流の振る舞いを見せた。

 貴重な動画にファンはもん絶。コメント欄には日本だけでなく、海外からも熱いコメントが寄せられている。

「かおちゃん表彰台おめでとう! レビーもチェヨンちゃんも素敵な笑顔」
「まるで、かおちゃんが三姉妹の長女みたい笑」
「マリニンくん、優真くん、アダムくん。みんないい表情!」
「男子も女子も、素晴らしかった」
「アダムのカムバックに痺れた!」
「誰もがメダルに興奮している! 表彰台を見るのも大好き!!」

 微笑ましい氷上でのスポーツマンシップ溢れるシーンに、拍手喝采は止まない。

構成●THE DIGEST編集部

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