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“スノーボード”を世界に広めたバートン社が米造幣局と1ドル硬貨を発行。「賞賛に値する」と米専門誌も熱視線!すでにネット上では「売り切れてる…」とファンの声

THE DIGEST編集部

2024.03.28

米バーモント州出身のレジェンドであり、米アウトドアブランド『Burton』所属ライダーのケリー・クラーク。(C)Getty Images

 米アウトドアブランド『Burton』は、米国造幣局と共同で、"スノーボーダー"を片面にあしらったデザインの新しい1ドル硬貨を発行したと米スノーボード専門誌『SNOWBOARDER』が3月25日に報じた。
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 同ブランドは、1977年に米バーモント州で誕生。当時まだ名のないスノーボードを世界に広めたことから、創設者である故ジェイク・バートン・カーペンター氏は、"スノーボード産業の生みの親"として知られている。

 そんなブランドのビッグニュースに同メディアは「スノーボーダーをフィーチャーした新しい1ドル硬貨!」と題し、記事を更新。米造幣局が行なう「バーモント州のイノベーションを称える1ドル硬貨プログラム」のシリーズの中で"スノーボーダー"があしらわれたデザインが採用されたことを伝えた。

 1ドル硬貨の図柄について、米造幣局の公式サイトによると「スノーボードのエネルギーと高揚感を表現している」と記されており、裏面には「(通称)"メロン・グラブ"(メランコリーグラブ)と呼ばれるトリックを披露する空中のスノーボーダー」が描かれ、背景には壮大な「バーモント州の風景にインスパイアされた冬の山々がそびえ立っているデザイン」であると紹介されている。

 また同専門誌は「今日インスタグラムでこのニュースが流れてきた! これは称賛に値する」と伝え、米アウトドアブランド『Burton』のSNS投稿を引用し「2020年以来、私たちはアメリカ合衆国造幣局やフィル ・ スコット(第82代バーモント州知事)と協力して、『アメリカン・イノベーション』シリーズのバーモント州の1ドル硬貨をデザインしてきた」と綴った。

 また同ブランドが「ボードに乗って雪上を滑るというのは、少なくとも1920年代から、おそらくそれ以前から存在していた」と記した上で「だが、スノーボードの技術的発展と斬新なレクリエーションから世界的な現象への転換は、バーモント州と密接に結びついている!」と強調し、綴っていることを伝えた。
 
 すでに、この1ドル硬貨は「造幣局のウェブサイトで完売した」とも報じており、さらに世界最大級の越境EC・ネットオークションサイトの『eBay』では「現在1枚3ドル前後で販売されているようだ」と伝えた。

 これを受けて、世界最大のアクションスポーツの国際競技会『X Games』も公式インスタグラムで言及。「スノーボードが1ドル硬貨になった!」と驚きを伝えている。

 スノーボーダーをあしらったデザインの1ドル硬貨の誕生にSNS上では「なんてこった!」「これはまじでやばい」「イケてる」「過去最高のデザインだ」「(モデルとなったスノーボーダーが)女性ってのが好き」「これは知らなかった!」「かっこよすぎる!」「欲しいのに、もう売り切れてる…」などと、米スノーボードファンから歓喜の声が上がっている。

 なお、この1ドル硬貨のモデルとなったスノーボーダーは公表されていない。しかし、図柄のモデルとなったスノーボーダーが"女性"に見えることから、SNS上では女性スノーボーダーから称賛の声も上がっている。

構成●THE DIGEST編集部

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