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スノボ界の“レジェンド”vs日本のエース平野歩夢の対決に世界が注目!両雄の現状を各国メディアはどう報じた?

THE DIGEST編集部

2022.01.28

平昌五輪ではショーン・ホワイト(右)との一騎打ちで敗北した平野歩夢(左)。(C)Getty Images

平昌五輪ではショーン・ホワイト(右)との一騎打ちで敗北した平野歩夢(左)。(C)Getty Images

 北京五輪スノーボード・ハーフパイプを制するのは日本のエース平野歩夢か、5大会連続出場のショーン・ホワイト(米国)か……。因縁のライバル対決を海外メディアがこぞって取り上げている。

 2006年のトリノ大会、2010年バンクーバー大会で栄光を手にしたホワイトだが、2014年ソチ大会は4位で終わった。それでも、スノボ界のスーパーレジェンドは、2018年平昌大会で雪辱を果たした。

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 35歳のベテランは、昨年末に新型コロナウイルスに感染。さらに1月8日のW杯では足首を痛め途中棄権を強いられた。しかし、15日にスイスで開催されたW杯で3位に食い込み、なんとか代表切符を勝ち取ったのだ。

 偉大なるホワイトに各国メディアが熱視線を注いでおり、インドのスポーツメディア『Essentially Sports』は、「王者のなかの王者は、北京大会後に引退すると発表したように金メダルで締めくくりたいはずだ」と綴ったうえで、「最大のライバルは日本のアユム・ヒラノだ」と挙げた。

 平昌大会では両者の激しいデッドヒートも平野が敗れて銀メダルとなったことを踏まえ、「ヒラノは中国でホワイトを打ち負かし金メダルを望んでいるだろう」と見解を示した。

 オランダ放送局『NOS』も同様に両者の争いになると報じる。同メディアは「ホワイトが五輪連覇できるかはまだ分からない。彼のトレードマークであった長い髪が無くなるとともに、アメリカ人の並外れた業績も消えたから」と平昌大会以降、15日のW杯まで表彰台がなかったことを懸念した。
 
 そんな苦戦続きのホワイトに対し、平野は昨年12月には斜め軸に縦3回転、横4回転する超大技「トリプルコーク1440」を史上初めて成功させると、1月21日、米国コロラド州アスペンで開催されたXゲームでは同大技を完璧に決め、銀メダルを獲得と好調さを見せている。これに同放送局は「北京五輪の前触れか?」としたうえで、海祝(歩夢の弟)、琉佳の“3人の平野“が表彰台の1、2、3を独占する可能性も示唆した。

 間もなく開幕を迎える北京五輪。果たして両雄はどの様なパフォーマンスを見せてくれるだろうか。2月9日が同競技の予選だ。

構成●THE DIGEST編集部

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