格闘技・プロレス

新日本シカゴ大会で激震!! “至宝”IWGPが15年ぶりに他団体流出! 日米三大メジャー王座獲得のモクスリーに海野翔太、成田蓮の新世代が挑戦を表明!

THE DIGEST編集部

2024.04.15

IWGP世界ヘビー級王座を獲得したモクスリー(右)に海野(左)は挑戦を直訴した。写真:新日本プロレスリング

 現地4月12日、米イリノイ州シカゴで新日本プロレスの『Windy City Riot』(ウィントラスト・アリーナ)が行なわれた。メインイベントには、IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也にAEWのジョン・モクスリーが挑戦。モクスリーが3度のデスライダーを決めて3カウントを奪取し、新王者となった。

 モクスリーはWWE時代にディーン・アンブローズとしてWWE王座をAEWに移籍してからはAEW世界王座を3回獲得しており、WWE、AEWのアメリカ2大メジャー団体の最高峰タイトルに加えて、新日本の至宝を奪取したことから、史上初の日米三大メジャー団体のベルトを戴冠したことになる。
 
 試合後、モクスリーは次期挑戦者に弟子である海野翔太を指名したが、このマイクを遮るかのように成田蓮が現れて、改造したプッシュアップバーでモクスリーを殴打。次期挑戦者として名乗りを上げ、これをモクスリーは受諾。救出に入った海野とは成田相手に防衛したうえで、挑戦を受けると明言した。

 王座陥落となった内藤は2019年の『G1 CLIMAX』に続いてモクスリーに2連敗。IWGPヘビー級王座時代を含めて最高峰タイトルの他団体流出は09年の武藤敬司(当時は全日本プロレス)以来、15年ぶりの出来事だ。
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