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格闘技・プロレス

新日本台湾大会でスターダム勢が存在感発揮! スターライト・キッド「もっともっとオファーお待ちしておりますよ」

どら増田

2024.04.15

台湾で躍動したスターライトキッド。写真:新日本プロレスリング

台湾で躍動したスターライトキッド。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスは約7年半ぶりとなる台湾大会『WRESTLING WORLD 2024 IN TAIWAN』4.14台湾・Zepp New Taipei大会を開催した。今大会はAPFW(アジア太平洋プロレス連盟)の設立連携第1弾大会として開催されたため、第4試合では、女子プロレス団体のスターダム提供マッチとして、スターライト・キッドとHANAKOがシングルマッチを行なった。両者はスターダム4.12東京・後楽園ホール大会でもタッグで激突。キッド組が勝利している。
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 試合はデビュー1年とまだ若手ながらも日本最高身長181センチの女子レスラーとして台頭しているHANAKOと、150センチと小柄ながら大江戸隊というヒールユニットに所属しているため、ラフファイトやテクニックも備えているキッドによる見応えのある攻防に台湾の新日本ファンからも手拍子や声援が贈られた。キッドはストレッチマフラーでHANAKOの膝を痛めつけていくが、一発一発が重いHANAKOの攻撃に思わぬ苦戦を強いられる。だが、ラリアットをかわしたキッドがモモ・ラッチで丸めてカウント3。アメリカで獲得したスパーク女子ワールド王者として、そして先輩として面目を保つ形となった。前日の新日本アメリカ・シカゴ大会にはキッドのライバルであるAZMがSTRONG女子王座挑戦のため参戦。王座奪取はならなかったが、存在感を示していただけに、キッドも負けられない気持ちがあったのだろう。

 バックステージでキッドは「31センチ差があってもこのシングルを制したのはスターライト・キッド! こんだけ差があっても、女子プロレスならではの無差別では勝てちゃうっていうことを台湾のお客さんにもキッチリ証明することが出来たのではないでしょうか?」と初の台湾での試合に手応えを感じている様子。続けて「台湾大会もSLK(キッド)出させていただいて、もっともっとオファーお待ちしておりますよ。スターダム代表としてこのSLKがどんどん新日本プロレスに乗り込んでやりたいって私は思ってる」と継続参戦を要求した。
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