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「何が起こったのか分からない…」 角田裕毅、中国GPの初日は苦戦の末にSQ1敗退! 専門メディアはチーム内対決に注目して「驚くべきタイム差」

THE DIGEST編集部

2024.04.20

中国GPスプリントでは、角田は19番手スタートとなった。(C) Getty Images

 F1第5戦の中国グランプリが開幕、4月19日にはフリー走行(FP1)および、今季初となるスプリントの予選が実施されている。

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 コロナ禍によって5年ぶりの開催となった「上海インターナショナルサーキット」でのF1は、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅にとっては初めての体験。FP1では全ドライバーの中で最多となる27周回を重ね、全体12番手となる1分38秒006を計測したが、迎えたスプリント予選では最初のラウンド(SQ1)で1分37秒892に止まり、19番手で突破はならなかった。

 初日を終えた角田は、チームの公式サイト等を通して、「FP1の時から全体的にバランスとグリップ不足に苦労しました。スプリント予選でも色々と試しましたが、まとめることができませんでした。何が起こったのかは分かりませんが、今日は間違いなく簡単ではありませんでした」とネガティブに振り返り、以下のように続けている。

「天候や路面状況のせいではなく、単にそれ以上の成果を達成できなかっただけです。今季はここまで、これほど苦労したことはありません。不思議なことですが、まだセッションは残っているので、引き続きデータを収集していきます。明日の予選は非常に重要なので、それまでに何かを見つけられることを願っています。どうなるか見てみましょう」

 RBのレーシングディレクターであるアラン・パーメインは、チームや「VCARB01」のパフォーマンスについて「明らかに、我々にとって素晴らしい日ではなかったし、これまでの予選においてこの車で慣れ親しんできたものとは異なる結果だった。今朝の最初のセッションから明らかだったが、我々はスピード面で苦労していた」と評し、スプリントの後に許されているセットアップ変更で状況の改善を目指すと語った。

 各国メディアの報道を見ると、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』は、「ユウキはSQ1敗退で非常にフラストレーションを溜めることとなった。この日本人ドライバーは、FP1の最初のラップ以来、決してVCARB01から良いフィーリングを得ることはなかった」と伝えている。
 
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