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モータースポーツ

豪メディアが5戦終了時点でのF1各チーム&ドライバーを評価! 印象的なパフォーマンスと結果で中団のトップを走る角田裕毅に対しては?

THE DIGEST編集部

2024.04.30

7ポイントを獲得している角田は「B+」と高評価を得ている。(C)Getty Images

7ポイントを獲得している角田は「B+」と高評価を得ている。(C)Getty Images

 2024年のF1は先週末の中国グランプリで5レースを終えたが、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが4勝と、ここ数シーズン来の圧倒的な強さを見せつけ、早くも独走態勢を築きつつある。

 このようにドライバー&コンストラクターズ・チャンピオンシップの両方での優勝争いについては、目新しさは全くないが、一方で各チーム&ドライバーによる勢力図には昨季以前と比べて変化があり、上位、中団、下位とそれぞれの争いにおいて、ストーブリーグも絡めた様々な興味が見る者に提供されている。

 大手テレビ放送ネットワークのスポーツ専門サイト『FOX SPORTS』のオーストラリア版は、全24戦中の5戦を終えた段階でのF1各チーム&ドライバー(サウジアラビアGPで病欠のカルロス・サインツに代わってフェラーリからスポット参戦したオリバー・ベアマンを除く)を「A+~D-」で評価。各チームについては、以下のような結果となった。
 
A+:レッドブル(コンストラクターズ・チャンピオンシップ1位)
A:フェラーリ(2位)
B+:マクラーレン(3位)
B:アストンマーティン(5位)
C:ビザ・キャッシュアップ・RB(6位)
C:ハース(7位)
C:ウィリアムズ(8位)
D:メルセデス(4位)
D:ステーク(ザウバー)(10位)
E:アルピーヌ(9位)

 多くがコンストラクターズ・チャンピオンシップの順位と連動した評価になっている中、4位のメルセデスが「D」となったのは、戦前の期待と大きく乖離した結果に終わり、また7度の世界王者ルイス・ハミルトンが、とりわけ中国GPではスプリントで2位の好成績を残した日の午後に行なわれた予選でQ1敗退を喫するなど、とにかく苦戦し、ネガティブな印象を見る者に与えたことは大きいだろう。

 逆に、健闘ぶりを感じさせるのがRBだ。2022年以降は苦戦を強いられるも、ここまでトップ5に次ぐ位置につけているイタリア・ファエンツァのチームについて、同メディアは「トップ争いに加わるという当初の期待は薄れたものの、少なくとも角田裕毅によって定期的にQ3進出を果たし、2度トップ10入りしたことで、中団の先頭に立っている。一方で、ダニエル・リカルドのシャシーには問題がある可能性があり、そのためにスタートを妨げられただけでなく、さらなる問題が起こるかもしれない」と綴っている。
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