世界スーパーバンタム級4団体統一王座戦が5月6日、東京ドームで行なわれ、4団体統一王者の井上尚弥が挑戦者のルイス・ネリを6回TKOで下し、タイトル防衛に成功した。
【関連記事】日本ボクシング史上最大規模の世界戦!「死を覚悟」の“最恐”ネリに対し、“最強”井上尚弥の強さが際立つか? 井上は第1ラウンドにネリの強烈な左フックにプロ初ダウンを喫する衝撃の展開に。しかし、第2ラウンドの2分20秒過ぎにお返しとばかりに左フックでダウンを奪い返すと、第5ラウンドでも左フックでダウンを奪う。そして、第6ラウンド。防戦一方となってきたネリに対し、井上は2分過ぎに連打で押し込み、最後はカウンター気味の右ストレートを見舞ってネリを壮絶なダウンに追い込んだ。そのままレフェリーストップで試合が終わり、井上の勝利が確定した。
試合後、井上は「プレッシャーはあったが、皆さんの応援がパワーになりました」と観客席に向かって喜びを語ると、「倒した瞬間は最高でしたけど、1ラウンドのサプライズたまにはいかがでしょうか」と衝撃のダウンも茶目っ気たっぷりに振り返った。
さらに井上は自身のダウンに関して、「やっぱりボクサーなので、そういうシーンは自分自身燃え上がるところがある。かなりハイテンションで試合をしていた」と心境を打ち明けた。また、セコンドの父真吾さんからの言葉を問われると、「いや、覚えていないです。自分自身、必死だったので」と本音も。それでも、「ダウンした瞬間に落ち着いて対処できたので、普段のイメトレがここで生きた」と、ダウンした際の対処も抜かりなく準備してきたことを窺わせた。
井上はまた、「皆さんがこうして満足できる最高の試合をしていきたいので、今後とも期待してください」と語り、さらなる高みを目指していくことを誓った。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】井上尚弥、1Rに衝撃のダウンを喫するも5Rには2度目のダウンを奪う!
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さらに井上は自身のダウンに関して、「やっぱりボクサーなので、そういうシーンは自分自身燃え上がるところがある。かなりハイテンションで試合をしていた」と心境を打ち明けた。また、セコンドの父真吾さんからの言葉を問われると、「いや、覚えていないです。自分自身、必死だったので」と本音も。それでも、「ダウンした瞬間に落ち着いて対処できたので、普段のイメトレがここで生きた」と、ダウンした際の対処も抜かりなく準備してきたことを窺わせた。
井上はまた、「皆さんがこうして満足できる最高の試合をしていきたいので、今後とも期待してください」と語り、さらなる高みを目指していくことを誓った。
構成●THE DIGEST編集部
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